ANA 747-400初就航から今日で24年経ちました.
2014.11.01 Sat
ANA 747-400初就航から今日で24年経ちました.こんばんは.
今日から11月ですね.24年前の11/1って覚えておられる方も多いともいますが,
19901/11/1にANAが747-400を初就航させた日です.
同時に747-400の就航を記念して現在から数えて8代目の客室乗務員の制服の着用が開始されました.
もう24年も前になるのですね.
ANAの747-400の初号機はJA8094で,
アメリカシアトルからのフェリーは1990/10/4で羽田空港到着,
10/11からは,熟練飛行で,新千歳,大阪,福岡,鹿児島,那覇の各空港へ飛来しています.
旅客飛行の開始は,1990/11/1の07:50発の羽田発大阪行ANA15便で,
乗客数は444名でした.08:00ランプアウト,RWY33から08:03に離陸でした.
RWY33って言っても判らない方もいらっしゃるかも知れませんね,
現在の羽田空港の滑走路配置とは異なります.
さて,私はこの初便に搭乗し,幸いにも就航記念式典にも参加させて頂きました.
その時撮影した写真をご紹介したいと思います.
・羽田空港オープンスポットでの様子.L1ドアタラップには就航を祝うゲートが設けられていました.

・こちらは,L2ドア付近の様子です.懐かしい漢字ロゴなのが判ると思います.
2階客室窓の数が-400Dと比べて少ないのが判ると思います.国際線仕様の機材なので,
ビジネスクラスの後方ギャレーがある為,窓はくり抜いてありません.

・こちらは大阪空港到着後のANA15便の様子です.制服も変更になったので,
JA8094をバックにメディアが取材している様子が判ると思います.

・こちら大阪空港ターミナルデッキから撮影したJA8094.周りの風景も現在の大阪空港と
変わってるのではないでしょうか?.後方には747-SRやYS-11の姿も見えますね.

・JA8094のノーズ部分をクロースアップ.ノーズギアボックスパネルの機番は094ではなく,
94と2ケタなのが判ると思います.また,ウイングレットの内側はグレー一色ですね.
スポットは,現在の大阪空港の15番スポットだったと思います.
丁度対岸が,現在のスカイパーク辺りではないでしょうか?

.折り返しANA20便として出発準備中のJA8094,エンジンスピナーには,鳥の衝突防止を防ぐ,
通称鳥の目がペイントされているのが判りますね.

・折り返しANA20便として羽田空港へ向け出発するJA8094.ウイングレットの塗装は
トリトンとモヒカンの2色塗りなのが判りますね.

・大阪空港RWY32Lを離陸する羽田空港行きANA20便.

・こちらは11/2にANA20便で羽田空港到着後,コクピット見学をした際に撮影した
コクピットの写真です.この当時の羽田空港ですが,PBBが整備されたスポットでは,
-400は全幅が従来の747より大きい為スポットを使えず,オープンスポットに沖留でした.

・こちら機長側のコクピット計器の様子です.

・こちら副操縦士側のコクピット計器の様子です.

・-400初便となったANA15便のフライトログと搭乗証明書です.

・初便乗客に配られた記念品の一式です.

如何だったでしょうか?.3/31に-400D(JA8961)が退役して早7か月が過ぎましたが,
-400の就航便に搭乗した私にとっては,この-400の就航も,つい昨日の様に鮮明に覚えています.
私のブログのタイトルですが,実は,このANAの-400初号機となったJA8094から拝借しています.
誰しも思い入れのある物(機材)はあると思いますが,私にとっては,どんな飛行機,どんな機番より,
やはり,この747-400,JA8094が一番の思い入れのある機体です.
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