787のサバが通常塗装に変わる様ですね.
2017.02.27 Mon
787のサバが通常塗装に変わる様ですね.こんばんは,久しぶりのレポートです.
787のサバ・・と聞いてピン!!と来る方も多いでしょうね.
ANAの787-8の初号機と2号機にペイントされた特別塗装ですが,
この特別塗装,通称サバとか呼ばれたりしています.
何処と無く・・青魚のイメージが湧きませんか??.
787-8が2011/9/25に世界で始めてANAに導入されて今年で6年になりますが,
その記念すべき初号機はJA801Aです.
そのJA801Aが全面リペイントを行い,通常のANAカラーに戻されるとの事です.
リペイントですが,伊丹空港に併設のMROジャパンの格納庫で2/15から作業が行われており,
作業は約2週間の工程との事です.3月の初旬にはリペイントされた姿が見れそうですね.
さて,この787-8初号機と2号機の特別塗装のコンセプトご存知でしょうか?.
先ずノーズ部分の787の文字ですが,787が世界で初飛行することを訴求するデザインされ,
機体胴体後半の藍色に交差するラインは,”ANAのネットワーク”,
”ANAのプロダクトサービスブランド”を表現しており,
これは,ANAのプロダクトサービスブランドの”Inspiration of Japan”の3つのキーワードである,
イノベーティブ,際立つ個性,モダンジャパンを示しています.
2011年の導入当初は,初号機,2号機とも国内線へ投入されていた事もあり,
羽田空港で頻繁に見かける機会も多く,初号機,2号機を1フレームへ撮影するって事を
やっていた記憶が蘇ります.その時の1枚をアップします.
また,個人的には,初号機のライン就航前の受け入れ整備を見れた事はいい経験でした.
2012/8 羽田空港T2スポットでの一コマ(手前JA801A&奥JA802A)2012/4/18撮影

記念すべき787-8の初号機JA801Aの就航前整備の様子
(撮影:2011/10/05 ANA機体メンテナンスセンター ANA掲載許可済)

その後,近距離国際線へ転進した事,3号機以降の787の導入が短期間に行われた事もあり,
余り,羽田空港で見かける事は少なくなりましたが,たまに見かけるとやはりカメラを向けてしまいますね.
インパクトのある特別塗装で,好き嫌いが大きく分かれる塗装だと思いますが,
その特別塗装を見れなくなるのはやはり寂しいですね.
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ANA成田-メキシコ線が2/15新規開設へ.
2017.02.15 Wed
ANAメキシコ線が2/15新規開設へ.
こんばんは.
皆さんもご存知だと思いますが,
今日2/15から,ANA新路線として.成田-メキシコ線が開設されましたね.
既に,アエロメキシコが787-8で成田-メキシコを運航していいますが,
国内エアラインで,成田ーメコシコの直行便による運航はANAが初となります.
以前はJALが,成田-バンクーバー経由でメキシコまで飛ばしていましたが,現在は撤退しています.
使用機材ですが,787-8で,通常のRR-トレント1000エンジンを改良したトレント1000-Lと呼ばれる
エンジンを搭載するとの事です.このエンジンは787-8ではなく,787-9用のエンジンを改良したエンジンの様ですね.
改修されたエンジンを搭載する機材ですが,JA820A,JA823A,JA827A,JA828Aの4機で,
特にメキシコ線のみの就航と言う訳では無い様ですが,この4機で成田ーメキシコ線を運航する様です.
さて,メキシコ行の初便ですが,787-8の機番はJA820Aの様です.
便名はANA180便で,成田空港の51番スポットを16:42に出発,
離陸は成田空港RWY34Lから離陸の様ですね.
Flightradar24でみると.まさに太平洋を横断と言った感じの飛行ですね.
飛行時間は14時間との事です.
Flightradar24より
https://www.flightradar24.com/data/flights/nh180/#c7746ec

トレント1000-L特徴としては,メキシコシティ空港など,海抜(高度)の高い空港でも離陸に適した
チューニングを行われているとの事です.
通常海抜が高いと温度が低くなるので,空気密度は濃くなりますが,メキシコの場合,
海抜が高く,更に気温も高い空港なので,空気密度は薄く,離陸時に滑走距離が長くなる為.
乗客や荷物と言ったペイロードの制限を受けますが,今回のトレント1000-Lについては,
寒い時期であれば,満席でも離陸可能との事です.
これは,軽量化された787で実現できると言った感じですね.
ちなみにメキシコシティー空港(ベニート・フアレス国際空港)ですが,海抜7,316ft(2,230m)で,
富士山の5合目位の海抜との事です.
メキシコは国内の自動車メーカーの工場も多く,また,中南米へのハブ空港的な存在でもあるので.
日本からの渡航者も多そうですね.
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