FLYING HONU2号機が,3か月ぶりに飛んだ様です.
2020.06.22 Mon
FLYING HONU2号機が,3か月ぶりに飛んだ様です.こんばんは.
本日,ANAのFLYING HONU(A380-800)が,
3/25の有償フライト以来,約3か月ぶりに飛行を行った様です.
飛行を行ったのは,FLYING HONU2号機のJA382Aです.
飛行と言っても,有償フライトではなく,テストフライトです.
FR24で確認した所,便名は,ANA9058便で,
成田空港を13:40に出発,離陸滑走路はRWY34L,
成田空港に14:07到着,着陸もRWY34Lで,飛行時間は28分との事です.
今後は,初号機のJA381Aもテスト飛行を行うかもしれませんね.
FLYING HONUに限らず.現在ストア中の他の機材も,
今後,テストフライトの機会が増えそうですね.
気になるのは.3号機のJA383Aですが,新型コロナの影響で,
納入が延期されていますが,いつデリバリーされるか,
気になる所ですね.
ANA9058便の飛行航跡(flightradar24より)
https://www.flightradar24.com/data/aircraft/ja382a#24c0fb8a

ANA9058便の飛行のトラフィックパターンですが,
典型的なトラフィックパターンの右回りの場周経路ですね.

ANA9058便の飛行航跡と飛行高度,速度推移(flightawareより)
https://ja.flightaware.com/live/flight/ANA9058

コラム執筆はじめました
https://latte.la/column/columnist/129314
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737型機の垂直尾翼の形状の変化について.
2020.06.19 Fri
737型機の垂直尾翼の形状の変化について.こんばんは.
先日,ANAの737-500が退役しましたが,
現在は,国内ではANAを含めて,各社が737NG(Next Generation)と呼ばれる,
-700,-800(海外では-600,-900もあり)が就航していますね.
-600それ以前の737Classicと呼ばれる,-300,-400,-500と.
737の最新型である737MAX(MAX7,MAX8/MAX200,MAX9,MAX10)
ですが,基本的な外見は-100/200と差ほど大きな変化はありませんが,垂直尾翼について,
-100/200とそれ以降の派生形737で,垂直尾翼の形状が変化しているのをご存知でしょうか?.
-100/200自体見れる機会が少ないので,中々わかりずらいと思いますが..
先ずは,ANAが運航した(運航中の),-200,-500,-700,-800の写真をアップします.
各機材の垂直尾翼を確認下さい.
・737-200(機番:JA8453)撮影:1990/11/1 羽田空港

・737-500(機番:JA306K)撮影:2014/8/6 鹿児島空港

・737-700(機番:JA17AN)撮影:2020/3/20 羽田空港

・737-800(機番:JA76AN)撮影:2020/3/20 羽田空港

よく見ると,-200と,-500,-700,-800の垂直尾翼の形状が異なるのがわかると思います.
そこで,-200と-200以降の737を代表して,以下の写真は-500を真横から見た写真です.
・ANA機体メンテナンスセンターで整備中の737-500(機番:JA359K)撮影:2015/5/10 ANA掲載許可取得済

-500垂直尾翼をクローズアップすると.上記写真の赤丸の箇所ですが,
垂直尾翼の根本から一度折れて立っている,(逆への字の様な構造)をしているのが判りますね.
・上記JA359Kの垂直尾翼のクローズアップ

続いて,-200の垂直尾翼の構造です.-200では,-500の様に垂直尾翼が折れずに,
根本から立ち上がっているのがわかると思います.-200自体,古い機材なので,
-200を見た事のない方は,パット見では,機材名がわからないかもしれませんね.
・羽田空港をタキシング中のANKの737-200(JA8453)撮影:1990/11/1 羽田空港

・上記写真のJA8453の垂直尾翼のクローズアップ

・参考,737MAX7,垂直尾翼の形状が-200とは異なりますね.(出典:Wikipediaより)

では,-200と,-500以降(実際は-300以降)での,垂直尾翼の形状変更の違いは何でしょうか?.
まず.この垂直尾翼付け根のせり出し部分を,ドーサルフィンと呼びます.
ドーサルフィンの目的ですが,飛行中の安定性(横方向の安定)を向上させるものです.
-300以降に,このドーサルフィンが装備されていると言う事は,
-100/-200からの設計変更で,-300以降で,安定性を向上(説明は後述)させていると言えますね.
737以外の機材の,ドーサルフィンですが,
ボーイング機では,707,717,727,747,757,767,777,787には,
各派生形を含めドーサルフィンの装備ありません.
また.ボーイングが1997年に吸収した,旧マクドネル・ダグラス社のラインナップである,
DC-10,MD-11,DC-9,MD-80/90シリーズなども,ドーサルフィンの装備はありません.
一方,エアバスですが,自社貨物機A300-600ST(愛称:ベルーガ―)を除き,
ドーサルフィンの装備はありません.
ボーイングの自社貨物機である747-400LCF(愛称:DeramLifter)ですが,
こちらは,A300-600STとは異なり,ドーサルフィンは装備されていません.
ボーイング機では,737-300以降の機材にのみ装備されていると言えますね.
そもそも,垂直尾翼ですが,大きくすれば,安定性が増しますが,
逆に重量や空気抵抗が大きくなります.そこで垂直尾翼の根本部分を前方に
張り出させ面積を増加させて,空気抵抗と重量を抑える為に装備されたのが,
ドーサルフィンです.ドーサルフィンですが,垂直尾翼前方付け根だけではなく,
機材によっては.機体下部の側面(お腹とか脇腹とでも言いますか)にも,
このフィンが付けられています.ただし名称を,ベントラルフィンと呼びます.
ジェット旅客機にはついている機材はないと思いますが,
身近な機材では,DHC-8-Q400にこの,ベントラルフィンを見る事ができます.
ボーイング機で,旅客型を改良した軍用機.(早期警戒機等)については,
大型レーダーの装備の関係で安定性を増す為,ベントラルフィンが装備されている機材も存在します.
・セントレアを離陸するDHC-8-Q400(機番:JA856A 2011/12/23撮影)

・DHC-8-Q400のドーサルフィンを拡大

・セントレアを離陸上昇するDHC-8-Q400(機番:JA856A 2011/12/23撮影))

・DHC-8-Q400の胴体下部側面に装備されているベントラルフィンをクローズアップ

ドーサルフィンですが,その他の国内エアラインで使用している機材では,
FDAやJLJが運航している,ERJ-170や同175,
IBXが運航している,CRJ170,また,レシプロ機では,
JACが運航している,ATR42-600,HACのSAAB340B,
ANA(AKX)/RACが運航している,DHC-8-Q400(RACはDHC-8-Q400CC)
でも,ドーサルフィンが装備されています.
参考までに,YS-11についても,ドーサルフィンが装備されていました.
・高松空港で駐機中のANA(旧ANK)のJA8736(1994/10/9 撮影:高松空港)

・JA8736の垂直尾翼部分をクローズアップ.ドーサルフィンが確認できますね.

また,現在就航している,小型機旅客機についても,ドーサルフィンの装備が確認できます.
・JACが運航する,ATR42-600(機番:JA01JC)ドーサルフィンが確認できますね.(2017/8/13 撮影:鹿児島空港)

・JLJが運航する,ERJ-170(機番:JA248J)ドーサルフィンが確認できますね.(2017/8/13 撮影:鹿児島空港)

・FDAが運航する,ERJ-175(機番:JA09FJ)ドーサルフィンが確認できますね.(2017/8/15 撮影:鹿児島空港)

・IBXが運航する,CRJ-170(機番:JA02RJ)わずかですが・・ドーサルフィンが確認できますね.(2014/8/7 撮影:伊丹空港)

国内就航中の737-700,737-800,DHC-8-Q400,ERJ-170/175,CRJ170,
ATR42-600,SAAB340Betc・・,と国内でも搭乗できる頻度は多い機体だと思います.
これらの機材に搭乗の際は,ドーサルフィン,ベントラルフィンの構造を確認するのも,
いいのではないでしょうか?
2020/6/20追記
では,現在,型式証明取得に向けて試験飛行が続いている,
MSJ(Mitsubishi SpaceJet)ですが,
こちらは,ドーサルフィンの装備はあるのでししょうか?.
答えは,Yesです.実機の写真がなく,
Wikipedia掲載の写真ですが,以下になります.
垂直尾翼に,ドーサルフィンが確認できますね.
MSJ3号機(機番:JA23MJ).(出典:Wikipediaより)

MSJ3号機(機番:JA23MJ).(出典:Wikipediaより)
垂直尾翼をクローズアップ.ドーサルフィンが確認できます.

こうやってみると,小型旅客機については,垂直尾翼を大きくすれば,
安定性は増す事になりますが,逆に重量の増加を招く為,大きくはできない,
極力垂直尾翼を小型化し,ドーサルフィンを装備する事で,
安定性を良くする設計の考え方なのでしょうね.
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Category: 航空
スーパードルフィン,ラストフライト時の機内アナウンス.
2020.06.15 Mon
スーパードルフィン,ラストフライト時の機内アナウンス.こんばんは.
昨日,退役した737-500(機番:JA306K)ですが,
ネットやニュースの記事でも,当日の様子の写真や,記事の掲載が始まっている様ですね.
ラストフライトに搭乗された方は,まだ興奮さめやらぬと言った感じではないでしょうか?
さて,ラストフライトと言えば,思い出されるのは,
運航乗務員や,客室乗務員による,機内アナウンスだと思います.
今回の737-500のラストフライトでも,勿論機内アナウンスが行われました.
そのアナウンスを,ラストフライトに搭乗された,
私の知人の,いっちゃんから,テキストとして起こして頂きましたので,
ご紹介したいと思います.

関連記事:
737-500 スーパードルフィンが退役しましたね.
http://ja8094.jp/blog-entry-1208.html
2020/6/14 スーパードルフィンがラストフライトを迎えます.
http://ja8094.jp/blog-entry-1207.html
さて,ラストフライトでPICを務められた大山機長ですが,
今回のラストフライトで退職される様ですね.長い事737-500に携わって来られたこと,
ご自身の退職と737-500の退役が同日になるのは,感慨深いですね.
本当に,お疲れ様でした.
PIC,コーパイ,CAと各アナウンスとも,737-500への想い,
また,今まで,737-500を利用した旅客への感謝の思いが伝わってくる内容ですね.
是非,ご覧頂ければ嬉しいです.
2020/06/14ANA254便 大山機長の機内アナウンス
本日は福岡・東京羽田行き、ご利用いただきまして誠にありがとうございます。現
在、当機、雲でごらんいただけませんが、四国の上を通過中でございます。高度は3
7000フィート、およそ11300m上空を順調に飛行中でございます。梅雨前線
にともなう前線に沿っての飛行でございます。本日は所々雲の影響により揺れること
を予想しております。御座席にお座りの際にはシートベルトをおしめください。皆様
のご到着予定時刻は現在のところ、約5分ほど遅れまして大変ご迷惑をおかけいたし
ます。現在のところ、15時、午後3時ちょうどの到着予定でございます。現在気流
も落ち着いておりますが、あと20分ほどしますと、少し揺れるところを通過いたし
ます。ベルトサイン点灯の後にはシートベルトをしっかりとお締め下さいますようお
願いいたします。
本日はボーイング737ダッシュ500スーパードルフィンのラストフライトにご
搭乗誠にありがとうございます。この便はボーイング737ダッシュ500型機機番
はJAの306Kでございます。本日この便をもちましてボーイング737ダッシュ
500型機すべて退役いたします。スーパードルフィンの愛称で親しまれてきたこの
飛行機は1995年から運行を開始いたしました。25年間日本の空を楽しませてく
れました。最も多く運用している時期には25機が運行しておりました。非常に安全
性、信頼性の高い飛行機だと思います。本日この飛行機306Kですが、この飛行機
につきましては1999年6月にアメリカ・シアトルで製造され、現在21歳でござ
います。若い機体ではございますが、これにて退役いたします。この機体の総飛行時
間は46000時間となります。平均速度で換算いたしますと地球を240周以上と
なります。月へ飛行したといたしますと、15往復以上となります。長きにわたりご
愛顧いただきましたこと、誠に感謝申し上げます。この飛行機に替わり既に就航いた
しております飛行機には同じボーイング737型機700、ダッシュ800がござい
ます。このダッシュ500と同様皆様方のご搭乗を心よりお待ちしております。本日
は254便東京羽田行きをご利用いただき、誠にありがとうございます。ご到着まで
の間どうぞごゆっくりおくつろぎください。本日もご搭乗誠にありがとうございま
す。
2020/06/14 ANA254便 コパイ役 広田キャプテンンの機内アナウンス
機長よりアナウンスありましたとおり、ポーイング737-500型機JA306
K、本日で引退となります。またこの便の機長大山でございますが、彼も本日をもっ
て飛行機から引退いたします。およそ45年間日本の空を飛んでまいりました。奇遇
ではございますが、飛行機の引退と機長の引退とがかさなっております。大山の空の
旅をゆっくりおくつろぎください。また、当機の到着地羽田空港の状況ですが、航空
交通等の混雑により、到着時間前後することがございます。ベルト着用サインが点灯
した際にはどうぞ速やかにご着席ください。本日もご搭乗まことにありがとうござい
ます。
2020/06/14 ANA254便 須田CAの着陸時の機内アナウンス
皆様、この機材は今日までに約46000時間のフライトの中で多くのお客様との思
い出を育んでまいりました。長い間この機材で運航を続けることがてきたのは、皆様
にご利用いただけたおかげです。感謝申し上げます。私たち乗務員はお客様と距離が
近いスーパードルフィンでのフライトが好きでした。スーパードルフィンという愛称
の下、最終便まで元気に皆様を目的地までお送りできたことを大変うれしく感じてお
ります。また、お乗りいただいている306Kのスーパードルフィンは、スイート
ピーとかすみ草の花束をもっており、スイートピーには門出ややさしい思い出、かす
み草には感謝や幸福という花言葉があります。厳しい状況が続く毎日ですが、一日で
も早い穏やかな日々、また幸福が訪れますことを乗務員一同お祈りいたします。機長
の大山をはじめ、これまでスーパードルフィンの運航に関わったすべての社員を代表
し、感謝申し上げます。いままでのご利用誠にありがとうございました。
(機内拍手)
機内,アナウンスではありませんが,ANA245便の出発前に福岡空港8番搭乗口で行
われたセレモニーでの,ANAウイングスのボーイング737-500型機運航乗務員室長の西堀
機長のアナウンス内容も途中からですが,テキスト化してご紹介します.
いっちゃんから,動画を頂き,私の方でテキストに起こした物ですが,合わせてご紹介します.
..途中から・・
滑走路にアプローチをしていきます.この様な全国の北から南までの綺麗な景色を堪能
することができたのは,このボーイング737ダッシュ500のおかげだと思っております.
254便に使用しますJAの306Kについてご紹介します.この機材は,1995年に製造され
納入されました.1995年というのはボーイングが最後に737ダッシュ500を製造した年
です,現在の飛行時間は46000時間,そして着陸回数は47000回をゆうに超えておりま
す.この着陸回数を聞きますと,まだ飛べますが,そろそろおやすみ頂いてもいいかな
と言う気ににもなってまいります.今日は皆さん,ボーイング737ダッシュ500のラス
トフライトと言う事でお越しいただいている方が多いかと思いますが,実は,私共ANA
ウィングスのパイロット,社員にとりましては,もう一つラストがございます.本日の
この245便を担当します機長は,飛行時間2万時間を超えるベテラン機長ですが,この機
長もまた,本日のこの254便をもちまして,ご自身のパイロットとしてのラストを迎え
ます.機体のラストと共に,機長のラストでもある事を付け加えさせて頂きます.皆さ
ん,ボーイング737ダッシュ500スーパードルフィンは25年前の夏,福岡鹿児島の路線
で運行を開始しました.そして今日,福岡羽田の路線で,運航を終了いたします.え~
,運航終了は大変悲しい事実ですが,大変お世話になりました,この福岡空港にて,皆
様に感謝の言葉をお伝えする事が出来た事を嬉しく思っています.皆様25年間ありがと
うございました.機内ではベテラン機長がコクピットのに座って皆様をお待ちしており
ます.どうぞ,機内に入られましたら,ごゆっくりとお寛ぎになり,ANA,ANAウイン
グスの空の旅をお楽しみください.(会場拍手)
如何だったでしょうか?.どのアナウンスも,とても感慨深い内容ですね.
私個人としては,2014/3/30,31の-400の各ラストフライトで聞いた,
運航乗務員.客室乗務員の機内アナウンスを,ふと思い出しました.
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737-500 スーパードルフィンが退役しましたね.
2020.06.14 Sun
737-500 スーパードルフィンが退役しましたね.こんばんは.
生憎の雨続きですね.
今日は,先日お知らせした,
ANA(ANAWINGS)の737-500(機番:JA306K)のラストフライトでした.
既にメディアでも,その様子が報道され始めていますね.
関連記事:
2020/6/14 スーパードルフィンがラストフライトを迎えます.
http://ja8094.jp/blog-entry-1207.html
737-500のラストフライトですが,
flightawareでの記録によると,福岡空港8番スポットを13:15に出発,
羽田空港へは,着陸はRWY22に14:51,ゲート到着は82番スポットに15:03の到着の情報です.
巡航高度は37000ftで,巡航速度は476ktと言った所ですね.
今回,私の知人であります,いっちゃんが,
737-500のラストフライトに搭乗し,様々な写真を送って下さいました.
ご本人の了解を得て,737-500の最後の様子をご紹介したいと思います.
いっちゃん,ラストフライトへの搭乗お疲れ様でした.
そして,貴重な写真の掲載快諾を頂き,ありがとうございました.
ご本人によると,福岡空港で機体が動き出した際に涙がこぼれたとの事です.
お気持ち,,よくわかります!
・福岡空港からのANA便の出発案内
737-500のラストフライトとなるANA245便が,NH254便として案内されていますね.

・福岡空港ターミナルビルから望む8番スポットに駐機中のANA254便
ANAでの737-500はスーパードルフィンの愛称ですが,そのぬいぐるみも可愛いですね.


・イルカのぬいぐるみをクローズアップ.つぶらな瞳が印象的ですね!

・ANA254便ですが,実は,ANAと同じSTAR ALLIANCEメンバーのエアカナダのACA6264便とのコードシェア便です.

・福岡空港8番搭乗ゲート付近の様子.
イルカのぬいぐるみ,モデルプレーン,そして,ANAの象徴の様な,ひまわりが印象的ですね.

・福岡空港8番搭乗ゲート付近でのセレモニーの様子.

・福岡空港8番搭乗ゲート付近での,セレモニーの様子.

・737-500のラストフライトとなるANA254便へのクルー(CA)の搭乗の開始です.

・福岡空港8番搭乗ゲートから,ANA245便へ向かう途中の通路の様子, 様々なスーパードルフィンの写真や,沢山のメッセージ等が飾られていますね.とても愛された飛行機なのがよくわかりますね.




・ANA254便の出発を見送る,福岡空港の地上スタッフの皆さんの様子,幸いに雨は降らなかった様ですね.

・こちら,JA306Kの機体銘板です.

・JA306Kの機体銘板をクロースアップ
モデルNoは,737-581ではなく,737-54Kなので,エアーニッポンのカスタマーコードなのがわかりますね.シリアル番号:29794も確認できると思います.

・ANA245便の機内のシートの様子

・機内のギャレーに飾られたラストフライトの展示物.手作り感がとてもいいですね.

・出発準備中のANA254便の機窓から見た,福岡空港8番スポットの地上スタッフの様子.ソーシャル(フィジカル)ディスタンスを保って並んでいますね.

・タキシング中のANA245便の機内の様子,737-500はモニターが装備されておらず,エマージェンシーの案内はCAがデモンストレーションします.

・ANA254便の機内の様子.座席は間隔は空けずに着席の様ですね.

・737-500の安全のしおりです..

・羽田空港へ飛行中のANA254便の機窓からの様子.生憎天気の天気で,眼下には雲の絨毯が広がっていますね.

・羽田空港到着時の様子.羽田空港でも,地上スタッフの皆さんが横断幕をもってのお出迎えですね.


・羽田空港到着後のANA254便の様子.

・羽田空港到着時のANA254便のノーズ付近の様子.RegNo,306が確認できますね.

・JA306Kの右エンジンに描かれた,花束を持つドルフィンのペイント.
花束は,スイートピーとかすみ草の花束で,スイートピーには門出や,やさしい思い出,
かすみ草には感謝や幸福という花言葉があります.

・ANA254便は羽田空港では沖留めで,旅客の移動はバスとの事でした,バスでターミナルに到着後羽田空港ターミナル到着口に展示してあったパネル.利用者への感謝の言葉が綴られていますね.温かな心使いですね.

・T2展望デッキからのJA306Kの様子..25年間お疲れ様でした.

・最後に..本日のラストフライトの記念品一式との事です.

私は,FR24でANA254便の航跡を追っていたのですが,
何故か,当初は便名が,No callsignでしたが,途中から表示便名が,
FR24上でJAL324便と表示されていました.
flightradar24より,ANA254便の飛行航跡
https://www.flightradar24.com/data/aircraft/ja306k#24b1fb1b

flightawareより,ANA254便の飛行情報.
https://ja.flightaware.com/live/flight/ANA254

福岡空港離陸後,羽田空港着陸までのスクリーンショットをアップします.
・福岡空港を離陸後,大分県の国東半島上空を東へ向け飛行中のANA254便.

・四国上空を東へ向け飛行中のANA254便.

・紀伊半島上空を東へ向け飛行中のANA254便.

・静岡県御前崎岬上空を東へ向け飛行中のANA254便.

・伊豆半島から相模湾沖を越え房総半島を北上中のANA254便.

・千葉県千葉市上空を飛行中のANA254便.

・羽田空港RWY22へアプローチ中のANA254便.

・ANAウイングスのHPから737-500の紹介ページより
http://www.anawings.co.jp/fleet/b737-500/

・本日(2020/06/14)の福岡空港国内線のフライトスケジュール

1995年の導入以来,2020年までの四半世紀に及ぶ運航,
主に国内ローカル線で様々な空港を行き来した機材です.
747-400もそうですが,メカニカルな飛行機らしい飛行機がまた去っていき,
その姿が,もう見れなくなるのはとても残念な事ですね.
昨今のコロナの影響がなければ,
もっと華やかな退役セレモニーになったのではと思います.
ちなみに..ANA機での退役した機材と言えば,
747-400D(JA8961)とDHC8-Q300(JA804K)が同時に退役した,
2014/3/31ですが,今日の737-500の退役まで,2267日なんですね.
退役は,やはりどこか寂しいものですね.
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2020/6/14 スーパードルフィンがラストフライトを迎えます.
2020.06.11 Thu
2020/6/14 スーパードルフィンがラストフライトを迎えます.こんばんは.
今週末,6/14にいよいよ,ANAの737-500(愛称:スーパードルフィン)がラストフライトを迎えます.
ラストフライトは,6/14の福岡発→羽田行のANA254便で,
使用機材は,737-500,機番はJA306Kです.
既に,737-500の在籍機数は,JA306Kが1機のみなんですね.
ラストフライトとなる,ANA254便は,福岡空港で12:15から,
8番搭乗ゲートで737-500の運航乗務員室長による挨拶と,
社員による見送り後,福岡空港を13:15に出発し,
羽田空港到着は14:55予定との事です.
流石にラストフライトと言う事もあり,
6/14のANA245便の予約状況を見ると満席ですね.
私にも,ラストフライトは乗らないのですか?と言われる事がありますが,
残念ながら,今回は,全くと言っていいほどノーマークでした.
ですが,私の知人が搭乗するとの事で,楽しみにしております.
本来は,もっと早い段階での退役でしたが,MRJ(現:三菱スペースジェット)の導入延期で,
退役が延長された様ですね.
747もそうですが,日本で広く活躍した機体が居なくなるにはやはり寂しいですね.
6/14 ANA245便の予約状況.

ANAの737-500ですが,1995/7/21に 福岡→鹿児島線に就航後,
総導入機数は25機で,現在は,ANAウイングスによる運航です.
エアーニッポン時代に126席仕様で16機を導入,
その後リース機材の導入で,最盛期には25機体制での運用でした.
ANAグループの737シリーズでも,最も提供座席数が少ない737でもあります.
特徴は,なんといってもエンジンですね.脚の短い737ですが,
これを考慮して,エンジンが正面かた見ると円形ではなく,
おむすび型をしているのが,大きな特徴です.
もう1点は,今は閉鎖されていますが,コクピットウインドウの上部に,
天窓(アイブロウウィンド)があったのも特徴です.
一般的に,737以前の古い機材では,その昔の航法として天体観測をしながら飛行していたので,
その名残と言われていますが,実際の所は,アメリカ連邦航空局(FAA)が,
プロペラ機に比べ,ジェット機は速度も速いので,
視界を広くする様に義務付けされた事から,
苦肉の策で作らてたものですが,実際は意味が事がわかり,
737-500でも,途中から閉鎖されています.
さて,私も過去のログ帳を調べてみたのですが,
737-500への搭乗回数は,わずかに3回でした.
ブログにその3回のフライトレポートをアップしてありましたので,
改めてお知らせします.
737-500(ANA1875便)鹿児島から沖縄へのフライトレポート.
http://ja8094.jp/blog-entry-792.html
那覇→石垣 ANA1763便フライト記録(2013/03/30).
http://ja8094.jp/blog-entry-276.html
石垣発→那覇行 ANA1774便フライト記録(搭乗日2013/04/01).
http://ja8094.jp/blog-entry-285.html
中々,搭乗機会の少ない機材ではありましたが,
鹿児島へ帰省の時や,ANAの機体工場(ANA機体メンテナンスセンター)での,
見学会の際に,整備の様子を撮影しておきましたので,写真を公開します.
写真の掲載は,ANAの掲載許可取得済です.
鹿児島空港5番スポットに駐機中の737-500(機番:JA8404)ANKカラー 2015年頃撮影

ANA機体メンテナンスセンターで整備中の737-500(機番:JA356K)2012/11/28撮影

ANA機体メンテナンスセンターで整備中の737-500(機番:JA356K)エンジンカウルをクローズアップ 2010/5/10撮影

那覇空港RWY18(現:RWY18L)を離陸上昇する 737-500(機番:JA302K).2019/3/21 瀬長島ホテルから撮影

さて,プラモデルが好きな方には朗報です.
飛行機のプラモデルメーカーで有名なハセガワより,
ANA 737-500の退役を記念した.1/200のプラモデルが発売されます.
しかも,1995年導入のANKカラーと,2020年のラストフライトの2機セットです.
発売は少し先になりますが,8/27頃との事です.
ANA ボーイング 737-500 “スーパードルフィン 1995/2020”(ハセガワHPより引用)
http://www.hasegawa-model.co.jp/product/10839/


私も,以前ANKカラーの737-500を作ってみましたので,
写真をアップします.


コラム執筆はじめました
https://latte.la/column/columnist/129314
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Category: 航空
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