OAGより2017年定時運航率上位20社が公表されました.
2018.01.17 Wed
OAGより2017年定時運航率上位20社が公表されました.こんばんは.
世界の航空関連情報を提供する英国のOAGから,
2017年の定時運航率が高いエアラインが発表されました.
同社の資料によると.上位20社の社名と定時運航率は下表の通りです.
2017年もっとも定時就航率が高かったのは,ラトビアのAirBalticで,90.01%という実績です.
気になる,日本のエアラインでは6位にJAL,9位にスカイマーク,
14位にANAがランキングしています.
国内線だけの運航をしているスカイマークがランキングされていると言う事は,
統計は,国内線・国際線を含めた割合と言う事になりますね.
定時運航率の定義ですが,皆さんご存知だとは思いますが.
定刻より15分以内に出発・到着したものを定時運航としており,
OAGでの調査もこの15分以内を元に算出された様です.
具体的には,出発については,定時出発率,到着については,定時到着率
と現す様ですが,各付け会社によっては,定時到着率を定時運航率,または
定時性として扱っている所も多い様ですね.
各付け会社は,この辺の定義を明確にすべきですね.
個人的に思うのですが,15分以内の遅延との事ですが,
空港の混み具合,機材の大きさ,国際・国内線の差異により,
搭乗・降機に要する時間もかなり差があると思うので,
一概に定時就航率を並べられても,一寸漠然として一寸首をかしげる気がします.
当然,便数が少なく,機材の規模が小さい程,全体として定時制は高くなりますね.
定時就航率ですが,大きな視点でみた場合比較の参考になりますが,
果たして,それが本当のエアラインの実力か?と言うと,条件が多すぎて15分以内との
定義だけでは,測れないと思います.,
なので,例えば,同一空港で,同一時間帯に運航する,航空A社と,航空B社で,
同一機材での定時就航率を比較するなら,本当のそのエアラインの実力がわかるので,
良いと思うのですが.皆さん如何でしょうか?
尚,OAGですが,同社のHPでエアラインや空港など各種レポートを月次単位で公開していますので,
是非見てみて下さい.私は,定期的に情報を自動配信する様に登録しています.
https://www.oag.com/
OAGから発表された,定時就航率の高い上位20社.参考まで,保有機数と路線数を併記しておきました.

コラム執筆はじめました
https://latte.la/column/columnist/129314
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Category: 航空