ランディのブログより.
2015.07.11 Sat
ランディのブログより.こんにちは.
ボーイングジャパンのHPに掲載されている,ランディのブログをご存知でしょうか?
そう頻繁ではありませんが,たまに記事更新がされています.
そのブログの記事で,”大きな見解の相違”と題する記事がありましたので,ご紹介します.
このランディさんですが,ボーイングの民間航空機部門マーケティング担当バイス・プレジデントです.フルネームは,ランディ ティンゼス
詳細はボーイングジャパンのランディのブログを参照下さい.
http://www.boeing.jp/ニュース/ランティ-ティンセスのフロク/the-great-divide.page
で・・・”大きな見解の相違”って一体何?と思われる方も多いと思います.
内容はですが,ボーイングとエアバスで今後の大型機の市場について予想が大きく異なるという内容です.
今後20年で,747やA380と言った大型機の新造機の需要予測を,ボーイング540機,
一方エアバスは,1,550機としている点を指摘,
コメントとしてこの一年を通しA380を1機も受注していないにも関わらず,と付け加えています.
また,747-8については,生産数を引き下げるとの内容も記載されています.
2016/3から,月産1機まで下げるとの事ですが,
ボーイングとしては,減産になるが,楽観視しているとの事.
つまり,大型のフレイターは747-8Fに変る他の機材が存在しない事がその理由と言えます.
エアバスもA380Fの開発を検討した様ですが,計画倒れになっていますね.
大型フレイターとして747は確たるものとのボーイングの考えの様です.
今まで旅客機で馴染みのあった747ですが,今後は旅客ではなく,
フレイターとしての道を歩む事になりそうですね.
市場予測でボーイング・エアバスと色々な意見がありますが,
世界的にもみても.ボーイングが唱える,Point to Pointがエアバスの唱える,
Hub to Hubより現実に浸透していますね.
やはり,ボーイングが唱える大型機の需要予測の方が正しいと個人的には考えます.
コラム執筆はじめました
http://latte.la/user/129314
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