6,386 vs 5,789
2015.01.30 Fri
6,386 vs 5,789こんばんは,
タイトルの6386 vs 5789・・いったいなんのこっちゃですが,
この数字ですが,本日(1/30)現在のボーイング社とエアバス社の受注残の数字です.
で,どちらがどっちといいますと,ボーイング社が5789機,エアバス社が6386機となっています.
各社の機種(ファミリー)別の受注残数は以下の通りです.
両社で合計12,175機,この数ですが,一般財団法人 日本航空機開発協会の民間航空機に関する市場予測2014-2033によると,
2013年現在の全世界でのジェット旅客機数は19,208機との調査報告です.7,000機程差がありますが,
ほぼそれに近い数字とも言えますね.(実際はエンブラエル・ボンバルディア.三菱航空機など,
他のメーカーの小型エアライナーも含めるので,予想数字に近づくと思います.)
同協会の2033年の予想は,26,769機との事です,
最も需要が多いのは,120-169 席クラスの12,690 機で,地域的には,アジア/太平洋地域で12,000 機との予想です.
ボーイング受注残: 737:4299機, 747:36機,767:47機,777:564機,787:843機
エアバス受注残: A320:5129機,A330:313機,A350:779機,A380:165機
数字をみると,ボーイング社もエアバス社も737やA320が売れ所と言った感じですね.
昨年2014年の受注では,ボーイング社が1432機,エアバス社が1456機で,
わずかながらエアバス社がボーイング社を上回る受注数となっていますが,
エアバス社の受注はナローボディー(単通路)が1321機,
機種としてはA320シリーズで,ワイドボディー(A330,A350,A380)は135機となっています.
一方ボーイング社は,ナローボディー(737シリーズ)が1104機,
ワイドボディー(747,767,777,787シリーズ)が328機となっています.
受注数の勝者はエアバス社といえますが,儲け(利益率)はボーイング社の勝利と言ったところですが,
ワイドボディーの受注では,ボーイング社とエアバス社で2倍近い開きがありますね.
現在のエアラインの人気のエアライナーは777-300ERが人気だそうです,
かっては国際線の主役だった747の本当の後継機と言えるかもしれませんね.
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Category: 航空
Comment
JA8094 >>URL
Re: タイトルなし
まっつんさん.こんばんは,現在民間の旅客型767は-300ERしか製造していないので,おそらく受注残は,この-300ERとフレーターの-300F,それに軍用型のE-767,KC-767と言った機材かと思います.767もほんと,ハイテク機の走り・・ロングセラーでうしょね.
Edit | 2015.01.31(Sat) 18:25:54
JA8094 >>URL
Re: No title
アニメ版両津勘吉さん・・こんばんは.
残数はエアバスが多いですが,大型機はボーイング優位と言った感じですね.
そうですね.次期エアフォースワンには747-8が選定されたみたいですね.
こちらは,今レポート書いてますので,近々アップしますね.
残数はエアバスが多いですが,大型機はボーイング優位と言った感じですね.
そうですね.次期エアフォースワンには747-8が選定されたみたいですね.
こちらは,今レポート書いてますので,近々アップしますね.
Edit | 2015.01.31(Sat) 18:18:01
アニメ版両津勘吉 >>URL
No title
ボーイング社さん凄いです!!
この調子で是非頑張って欲しいですね!
ちなみに次期エアフォースワンにB747-8が選定されたそうですよ!!
この調子で是非頑張って欲しいですね!
ちなみに次期エアフォースワンにB747-8が選定されたそうですよ!!
Edit | 2015.01.30(Fri) 22:19:07