ANAの2014/08実績が公表されました.
2014.10.21 Tue
ANAの2014/08実績が公表されました.2014/8度のANAの利用実績が公表されました.
国際線は旅客数ですが,前年同月比8.8%増の68,5052人,座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は20.0%増の4,176,822(千キロ),
有償旅客が搭乗して飛行した距離を示すRPK(有償旅客キロ)は17.2%増の3,400,525(千旅客キロ),
ロードファクター(座席利用率:L/F)は1.9ポイント低下の81.4%となりました.
国内線ですが,旅客数が,前年同月比1.6%減の3,889,466人,
ASKは2.3%減の5,058,358(千座席キロ),RPKは1.2%減の3,516,394(千旅客キロ),
搭乗率は0.7ポイント上昇し69.5%でした.
ASK:available seat kilometer(有効座席キロ)
総座席数に輸送距離を乗じた数値(キロメートル)。旅客輸送力を意味する
算出式は,総座席数×輸送距離(キロ)
RPK:Revenue Passenger-Kilometers(有効旅客キロ)
各有償旅客が搭乗し,飛行した距離の合計.
算出式は,有償旅客数×輸送距離(キロ)
L/F:Load Factor(座席利用率)
総座席数に対し有償旅客の搭乗度合を示した数値,座席の販売状況を計る指標.
算出式は,旅客キロ÷座席キロ.
運航状況ですが,国際線が就航率100%(前年同月は100%),定時出発率83.1%(85.5%),
定時到着率81.0%(82.3%).
国内線は就航率98.7%(99.3%),定時出発率86.9%(90.6%),定時到着率82.4%(86.7%)となりました.
尚,7/18から8/31までの夏休み期間に旅客機による貨物便(ベリー便)を活用した,
羽田-那覇線の深夜便”ギャラクシーフライト”は旅客数16,000人,搭乗率82%と事です.
ANA国際線旅客数 :685,052
JAL国際線旅客数 :724,056
ANA国際線有効座席キロ:4,176,822
JAL国際線有効座席キロ:4,140,130
ANA国際線有効旅客キロ:3,400,525
JAL国際線有効旅客キロ:3,345,384
ANA国際線利用率:81.4
JAL国際線利用率:80.8
ANA国内線旅客数:3,889,466
JAL国内線旅客数:2,967,943
ANA国内線有償旅客キロ:3,516,394
JAL国内線有償旅客キロ:2,296,780
ANA国内線有効座席キロ:5,058,358
JAL国内線有効座席キロ:3,271,252
ANA国内線利用率:69.5%
JAL国内線利用率:70.2%
8月の実績では国際線利用者数と国内線利用率ががJALを下回っていますが,
その他についてはJALを上回る結果となっていますね.
但し,JALはコードシェア―やチャータ便の実績を加味していますが,
ANAはコードシェア,チャーター便の実績は含まずなので,
正確な比較が出来ません.きっと同じ項目で実績を取ると,
ANAの方が高いのではと推測します.
個人的には,ギャラクシーフライトの利用率が高いのには驚きました.
24時間の羽田空港だから出来る施策かもしれませんが,
利益拡大には有効な手段かもしれませんね.
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Category: 航空