今日9/1から,機内での電子機器使用が一部解除されましたね.
2014.09.01 Mon
今日9/1から,機内での電子機器使用が一部解除されましたね.こんばんは.
今日(9/1)から,電子機器の航空機内での使用制限が一部緩和されましたね.
緩和されたとはいえ,機材により細かい電子機器の使用可否が区分されている様ですので,
ご紹介しておきます.
航空局では,機材により機器使用の可否を区分します.
通信に必要な電波と微弱な不要電波への耐性で区分し,どちらも耐性があるものをタイプ1,
後者のみ耐性があるものをタイプ2,前者のみ耐性があるものをタイプ3,
どちらも耐性がないものをタイプ4としています.
このうち,国内の旅客機はタイプ1とタイプ2に該当するとの事です.
ANAの場合ですが,以下の区分となります.
タイプ1区分の機材.
787シリーズ,777シリーズ,一部の電波耐性格の確認が取れた767-300,737-700/800,
A320,DHC-8-Q400,
タイプ2区分の機材.
一部の電波耐性格の確認が取れない767-300,737-500,
JALによると,同社の767はタイプ1に分類され羽田発着便の機材は一部を除きタイプ1との事.
ANAの場合,Wi-Fi非装着機767-300については,タイプ2に分類される可能性もありますね.
で,デジカメはどうなんだい?が皆さん一番気になる所ではないでしょうか?
デジカメですが,タイプ1,タイプ2で搭乗から降機まで使用できます.
同じく電波を発しないオーディオプレーヤーも同じです.
Bluetoothなどを用いて電子機器同士で無線通信する無線ヘッドフォンや無線マウスなどは,
タイプ1では使えますが,タイプ2は従来同様で使用できません.
スマートフォンやタブレットに関しては,タイプ1の場合,機内モードに変更の上,
無線LANに接続するように設定すれば常時使用可能.
タイプ2の場合は,無線LANを設置できない仕様,あるいは設置していない機体の為使用できません.
タイプ1,タイプ2で使用できないのは,機外と通信するタイプの電子機器で,
携帯電話などは電話回線と繋がっている状態では使用不可.
もちろん通話も禁止.携帯ゲーム機やパソコン,モバイルルーター等も,
通信用の電波を発信する状態での使用はドアクローズから着陸まで使用禁止,
ただし着陸後に地上走行(誘導路に進入)すれば使えるとの事です.
纏めますと.電波を発しない電子機器,または電波を発しない状態に設定した電子機器で,
以下の電子機器の使用は機内で基本的に常時使用可能となります.
?携帯電話(スマートフォン含む)?タブレット端末?電子ゲーム機?パーソナルコンピューター
?テレビ受信機?ラジオ?ポケットベル?ビデオカメラ?ビデオプレーヤー?DVDプレーヤー
?デジタルカメラ?デジタルオーディオ機器?有線式ヘッドホン(電池式)
?電子書籍?電子辞書?充電器 など
とは言え,電子機器の使用制限の一部解除との事ですが,
始まったばかりで,少し混乱しそうな気もしますね.
恐らく,搭乗時の案内や飛行中.着陸後の案内でルールが説明あると思いますので,
きちんとその案内に従ったルールを守る様にするのがマナーですね.
また,使用は可でも,機長判断で安全運航に支障が出ると判断した場合,使用不可が優先されますので,
注意が必要です.
詳細は以下のHPをご覧下さい.
ANA HPより(~機内での電子機器の使用について~)
https://www.ana.co.jp/dom/checkin/rules/inflight.html
JAL HPより(機内での電子機器類の使用に関するご注意)
http://www.jal.co.jp/dom/service/bags/electronic.html
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Category: 航空