JAL,MRJを32機導入へ,
2014.08.29 Fri
JAL,MRJを32機導入へ,こんばんは,
日経新聞の記事からです.
JALが三菱航空機が2017年の商用化を目指し開発中の小型旅客機MRJを32機導入するとの事です.
発注額は定価ベースで約1500億円.2021年から国内線に投入し,
老朽化した海外製小型機と置き換えになる模様.
JAL仕様のMRJですが,座席数は70~90席.
伊丹空港を拠点とするJ-AIRに導入し,MRJの引き渡しが始まるまでは,
エンブラエル機を追加発注するが,2028年頃には機材をMRJに統一するスケジュールとの事.
MRJですが.現在まで国内・海外のエアラインから375機を受注,
今回のJALの32機の受注で,採算確保ラインと言われる400機を越える事となる.
MRJ:Mitsubishi Regional Jetの略称.
MRJは,経済産業省が推進する事業の一つであった,
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が提案した,
環境適応型高性能小型航空機計画をベースとし,
三菱航空機が独自に進める日本初の小型のジェット旅客機.
日本が独自の旅客機を開発するのはYS-11以来40年ぶりとなる.
JALがMRJをいつ導入するか?.それとも見送るのか??と話題になっていましたが,
ANAの25機を越える32機導入とは驚きました.
JALがMRJの発注を行った事で,世界的にもMRJへの注目が集まりそうですね.
ほんとの意味でのMade in Japanの翼が,世界を飛び回るのも夢ではなくなりそうですね.
MRJの更なる受注を期待したいですね.
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Category: 航空