12/1の鹿児島空港へのB747里帰りのフライトのレポートです.・・(その5)
2013.12.07 Sat
12/1の鹿児島空港へのB747里帰りのフライトのレポートです.・・(その5)こんばんは.
前回アップしました.
12/1の鹿児島空港へのB747里帰りのフライト
のレポートです.先日の(その4)に続き,今回は,伊豆大島上空通過から,羽田空港到着までをレポートします.
同時に,鹿児島へのB747里帰りフライトの最終レポートとなります.
12/1の鹿児島空港へのB747里帰りのフライトのレポートです.・・(その1)
http://ja8094.jp/blog-entry-574.html
12/1の鹿児島空港へのB747里帰りのフライトのレポートです.・・(その2)
http://ja8094.jp/blog-entry-575.html
12/1の鹿児島空港へのB747里帰りのフライトのレポートです.・・(その3)
http://ja8094.jp/blog-entry-577.html
12/1の鹿児島空港へのB747里帰りのフライトのレポートです.・・(その4)
http://ja8094.jp/blog-entry-578.html
12/1の鹿児島空港へのB747里帰りのフライトのレポートです.・・(その5)
http://ja8094.jp/blog-entry-580.html
ANA624便は,羽田空港に向け順調に飛行を続けています.
暫くすると,機窓に伊豆大島が見えてきました.三原山山頂には,ぽっかりと白い雲が浮かんでいます.
最初は噴火?ともお思いましたが,周りには雲もなく,うっすらですが,奥には富士山も確認できます.
ここで,コクピットから,アナウンスがあり,皆様も左手に伊豆大島がご覧いただけます,
とのアナウンスが流れました.
・ANA624便の機窓から,雲が切れ,地表の景色が見えてきました.伊豆半島と富士山です.

・ANA624便の機窓から,伊豆大島の全景です.遠くには富士山も見えますね.

行きのANA621便と比べ,ANA624便は飛行高度が低い事もあり,また,
時間の経過で,西側から張り出した雲量も多くなってきたのでしょうか?.
朝と比べ,視界はすこし霞みがかったきた感じがします.
富士山の山頂には,朝はなかった雲の傘が掛かっています.
更に,ゆっくりですが,高度が下がっています.まだ,最終着陸のアナウンスはありません.
伊豆大島が遥か後方に流れると,機窓眼下に房総半島が見えてきました.
・ANA624便の機窓から,房総半島の野島崎灯台沖あたりを飛行中と思われます.

ANA624便は,房総半島を縦断する経路で,羽田空港へ向かう様です.
暫くして,着陸に向けた最終アナウンスが流れます.ここでデジカメの撮影を一旦終了します.
此処からは,再びフィルムカメラによる撮影です.
房総半島の野島崎灯台沖あたりで,左旋回,房総半島を縦断する経路の様です.ここで再び
フィルムカメラでの撮影に切り替えます.
・ANA624便から撮影した,房総半島の南端部.
(フィルムカメラで撮影)

暫くして眼下には房総半島に加え,東京湾,そして,対岸の三浦半島も見えます.
・ANA624便の機窓から撮影.房総半島と東京湾,そして三浦半島,後方の島影は
伊豆大島です.(フィルムカメラで撮影)

後でチャート図を確認したのですが,羽田空港への標準到達経路(STAR:Standard Terminal Arrival Route)は
ARLON ARRIVALと思われます.
房総半島の緑の地表の光景が変わり(上空から見るとゴルフ場が多いですね),
東京湾岸の工場地帯の光景に変わります,
千葉県の木更津市や君津市の工場地帯が眼下に広がります.機首左前方には東京湾も
見えてきました.飛行高度は進入チャートによると5,000ftです.
この段階で羽田空港への着陸滑走路は,西側からの進入なのでRWY34Lだと思われます.
房総半島の工業地帯の風景が後ろにながれ,眼下には東京湾が見えてきました.
丁度南側に太陽を見るアングルで,東京湾が小金色にキラキラと輝いています.
東京湾を航行する船舶もはっきりと見えます.
着陸方法は正確にはわかりませんが,恐らくILSアプローチでしょう.
既にローカライザーをキャプチャーし,
グラインドスロープに乗り,ゆっくりと降下を開始している様です.
・千葉県木更津市上空,機窓眼下には,工場地帯が見えますね.遠くには富士山も
確認できます.写真左に見える,尖った陸地は,富津岬,その奥の陸地は,
神奈川県の三浦半島(横須賀市あたり)です.(フィルムカメラで撮影)

・ARLON ARRIVAL

・羽田空港RWY34LへアプローチするANA624便の機内から撮影した東京湾と,
航行する船舶(フィルムカメラで撮影)

・羽田空港RWY34Lアプローチチャート

ANA624便は徐々に高度を下げてるのが判ります.2階席だからでしょうか,
ギアダウンの振動は感じませんが.房総半島から東京湾へ抜けた頃にギアダウンしているはずです.
そろそろ,フラップもフルダウン状態でしょうか,
機窓からは,川崎の浮島ジャンクションや,京浜工場地帯の工場群が段々と近づいてきます.
そして間もなく.羽田空港の敷地へ入り,フレアー(少し機首上げ),羽田空港RWY34Lへタッチダウン.
接地の振動が伝わってきます.エンジンリバース音が聞こえ,ブレーキが掛かり機体が急減速します.
思わず,横の手荷物入れの上に於いたカメラが,前に滑りそうになり,
慌てて押さえました(笑)
着陸滑走の途中で,当機は羽田空港に着陸しました・・とのアナウンスが流れます.
羽田空港への着陸は14:05でした.
到着時の羽田空港の気象は,晴れ,降水量0mm,気温11.8℃,風速2.4m,風向南東でした.
・羽田空港RWY34L着陸直前の機窓からの様子(フィルムカメラで撮影)

羽田空港では,知人のりんさんにANA624便到着の様子の撮影をお願いしました.
・羽田空港RWY34LへアプローチするANA624便.(りんさん撮影)

・羽田空港RWY34Lへ着陸するANA624便.(りんさん撮影)

・羽田空港RWY34Lへ着陸したANA624便.(りんさん撮影)

ANA624便は着陸後は,誘導路A-11から,A-TWYへ入り,羽田空港T1の前を通過,
W-4を通過後はA-TWYから,H-TWYへ入りT2へ向かいます.機窓からT1スポットに駐機中の
JAL機が見えます.
・A-TWYタキシング中のANA624便の機内からみた,T1に駐機中のJAL機.
(フィルムカメラで撮影)

・H-TWYタキシング中のANA624便の機内からみた,T1に駐機中のJAL機.
(フィルムカメラで撮影)

この時点ではまだ,到着スポットはT2南ピア側位しかわかりません.
機窓からT1を後ろに,T2が前に見えてきました.
また,高速羽田線を行き来する自動車も見えます,そしてT2のエリアに入りました.
73番スポットには,B787-8が出発準備中なのか駐機している状態です.
で,73番スポットを過ぎた辺りで,少しブレーキがかかった感じで,
左へステアリングが切られます.そう,到着スポットは72番スポットでした.
ANA621便の出発が72番スポット,そして,ANA624便の到着が同じく72番スポットと,
出発したスポットに戻ってきた事になります.
・72番スポットへ入るANA624便の機内から撮影したエプロンの様子.
隣りの73番スポットにはB787-8(JA811A)が見えます.(フィルムカメラで撮影)

ほどなくして,72番スポットへスポットイン.到着は定刻13:55に対し14:14でした,
鹿児島空港での式典の影響や,ANA621便の機内清掃の関係で,
20分出発が遅れた影響でしょう.
この日のANA624便ですが,満席近い561名の乗客との事でした.
ANA624便として使われたJA8966ですが,この日の次のフライトは無いとの事でした.
・72番スポット到着時のANA624便の機内から撮影した,
73番スポットに駐機中のB787-8(JA811A).(フィルムカメラで撮影)

・ANA624便の羽田空港RWY34L着陸から72番スポットまでのタキシングルート

・ANA624便の飛行経路.赤い線が今回の飛行ルートになります.

スポットイン後,ドアもオープンした様で,
降機のアナウンスが流れます,2階席も乗客の降機が始まりましたが,
やはり,まだ混雑しているので,暫く席にて待機します.
2階席にも航空ファンが多かったのか,2階席前方では,盛んにシャッターを切る様子が見られました.
暫くして,2階席も人がまばらになってきたので,
改めて機内の撮影を開始します.中には1階席から2階席へ撮影に上がってくる人も
多く,また少し混んできた感じです.
ここで,2階席前方に座っていたU/D8965さんと合流,
二人で2階席の設備等を撮影して,2階席を後にしました.
・ANA624便の乗客が居なくなった2階席前方席の様子.

・U/Dの左側脱出ハッチ付近の天井物入れのバックミラーです.CAさんが,離着陸時にジャンプシート着席時に,
前方席の確認が出来ないので,その為のバックミラーですね.

・2階から1階へ向かう階段を2階から撮影しました.階段の下左がL2ドアになります.

階段を下りると,まだ少しですが,混雑しています.
U/D8965さんと,R2ドアからR1ドアを前方にプレミアムクラスの撮影に行きました.
プレミアムクラスでも,航空ファンが撮影をしています.
特に,艦長席は人気な様で,お互いに座った所を撮影したりの光景がみれました.
我々は,R1ドア近くの席から,主翼とエンジンを撮影し,その後1階席前方ギャレーの様子を撮影しました.
・R1ドア近くの席からみた,JA8966の右主翼とエンジン

・一階席前方ギャレーの様子.

・こちら,L1ドアギャレー前に掲示されている.座席へのルート案内.

また,降機時にCAさんに記念撮影を希望する乗客も多く,
その都度,笑顔で対処していらっしゃいました.
・ANA624便の羽田空港到着後,搭乗客の降機を見送りされる奈良井CP

R1ドア近くで,羽田からのANA621便でプレミアムクラスを担当された,棚瀬CAにお会いしたので,
お礼を言い,少しお話をしました.
降機時にプレミアムクラスにいらっしゃった.奈良井CP,棚瀬CA,のお二人に撮影依頼をお願いした所,
快諾頂いたので,プレミアムクラスをバックに撮影させて貰いました,その後もう一人の徳山CAも入り,
のお三人の撮影をさせて頂きました.
自分がアイドルになった様です・・と奈良井CPのコメント.
で,廻りを見ると・・いつの間にか・・沢山の便乗者が居るではないですか・・(笑).
お3人の写真をアップしたい所ですが,許可を得ていないので,
掲載はおこないません.あしからず.期待させてごめんなさい・・
皆さん,とっても素敵な笑顔でしたよ.
結局,ANA624便到着後,機内撮影や,雑談など・・なんだかんだで,
他の航空ファンの皆さん約8人程と一緒に,U/D8965さんと二人で,
到着後,30分程機内にいました.
流石に,これ以上は業務妨害ですね(笑).
PBBの外では,担当の整備士さんがスタンバイしていますし,
ホントに名残惜しいのですが,ANA624便を後にします.
最後に降機時に,奈良井CP,棚瀬CAにお礼を言い,
また是非ご登場おまちしておりますと,挨拶をうけました.
U/D8965さんと一緒にL1ドアから降機し,PBBから72番到着口へ向かいます.
・ANA624便を降機し,途中PBBの窓から撮影したJA8966,羽田空港はいい天気です.

・ANA624便のL1ドアへ接続されたPBBを進み,PBBの踊り場の窓から撮影したJA8966.

・ANA624便に接続されたL1ドアへ向かうPBBの内部を最後に撮影してみました.
PBBの左窓にはJA8966のノーズが写っていますね.

が・・・,途中PPBの踊り場で,ファンの皆さんが数名待機しています.
話を聞いたら,間もなくANA624便のクルーが出てくるので,撮影したいと待機中との事.
U/D8965さんも,私も,まだ時間の余裕があるので,これに便乗しちゃいました(笑).
間もなくして.ANA621便を担当された岸機長と,ANA624便を担当された鈴木機長の
お二人が現れ,ファンの一人が作った特製の横断幕を持って,
記念撮影に応じて下さいました.
この横断幕を作った方ですが,鹿児島空港でANA624便搭乗時に
記念プレートをバックに,旗を振っていた方で,
てっきり関係者とばかり思っていましたが,全く1ファンでした.
言葉が関西系イントネーションだったので,そっち方面の方かなと,
自作の横断幕も凄く凝っていましたね.
また,お二人の機長は,各個人と3人で記念撮影まで応じて下さいました.
鈴木機長ですが,函館空港への里帰りフライトを担当されていたとの事です.
そして,最後は,機長お二人のサインを,フライトログにして頂きました.
この時の写真をアップしたい所ですが,機内でのCAさん達と同じで.
許可を得ていないので,写真のアップは控えたいと思います.あしからず・・
岸機長,鈴木機長のお二人は再び機内へ戻られます.
ANA624便の最終業務対応だと思います.
我々2人も,72番搭乗口を後に岐路につきます.
空港到着後,こんなにも長い時間機内に居た経験も初めてなので,
楽しい時間を過ごせました.
鹿児島への里帰りフライトがこの様な様子なので,
本当のラストフライトは凄い事になるんじゃないかと,そう思いました.
実は,この日もう一つイベントがありまして(笑).
私のブログのファンのお一人である,りんさんと初めてお会いする事になりました.
ANA624便到着後,機内撮影などで,随分時間が遅れたのですが,
T2展望台で待ち合わせし,ご対面です,U/D8965さんも一緒だったので,
初顔合わせでした.少しの時間ですが,鹿児島での里帰りフライトの話や,航空談義を楽しみました.
ANA624便の到着が14:14でしたが,時計をみたら既に16:00過ぎ,
楽しい時間は早く過ぎるものですね.
最後はANAフェスタを3人で見て,岐路につきました.
U/D8965さん,そして,りんさん.当日はお疲れ様でした.
今度は,オフ会でもやりましょう.
今回の里帰りフライトの搭乗券です.
このタイプの搭乗券ですが,2013/12/02までで,翌日の2013/12/03からは,
新しいタイプに変更され,また,搭乗券の発行場所が,搭乗口から保安検査場となっています.

最後に,今回里帰りフライトが行われた鹿児島の地元新聞(南日本新聞)の里帰りフライトの掲載記事を
知人のJA809Aさんより頂きましたので,ご紹介しておきます.
・鹿児島の地元新聞社,南日本新聞の2013/12/2の新聞記事

さて,12/1開催された,鹿児島空港へのB747里帰りフライトのレポートも,今回の(その5)にて終了です.
長い事,お付き合い頂きましてありがとうございました.
なんか,あっと言う間の時間でしたが,この様な企画を考えて貰ったANA関係者,
今回お世話になったANA621/ANA624便のクルーの皆さまに感謝致します.
来週12/8は里帰りフライト最後となる,長崎への里帰りフライトですね.
きっと長崎でも凄い歓迎だと思います.
B747の退役も日に日に近づいてきますが,最後まで,華麗な勇士を見せて欲しいですね.
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Category: 航空