A350は,ジャンボ・シュリンプ(巨大な小エビ)?
2013.11.01 Fri
A350は,ジャンボ・シュリンプ(巨大な小エビ)?おはようございます.
今朝の日経産業新聞にこんな記事がありました.
ボーイングとエアバスが皮肉言い合ってます(笑)
ジャンボ・シュリンプ.ボーイングの社内でこんな隠語が飛び交っている.
直訳すれば.巨大な小エビ.
で何を指すのかと言うと,エアバスが2014年下半期の就航を目指す,A350だそうです.
A350は,JALが,10月上旬に最大56機の大量発注をした航空機で,
正式名はA350XWB(eXtra Wide Body),,
ボーイングの幹部は言う,A350より,現行のB777の方が機体の幅は広い.
小エビの意味するところは何か?.あるボーイングの関係者は,エクストラワイドと言っているのに,
意外と小さい.大きくなり切れないエビと説明する.シュリンプには,ちび・小物という言い回しもあるそうです.
が,エアバスも負けてはいない.ある首脳は,我々は最高の航空機を持っている.
ボーイングは最高の航空機を持ったふりをしている,とけしかける.
2社の戦いは子供のけんかのように激しさを増す.
航空機需要の見通しは明るい.ボーイングによると,2032年の世界の運航機数は41,240機.
12年は20,310機だから2倍以上になる計算だ.既存機の置き換え需要もあり,
35,280機の航空機が新規で必要だという.
金額換算すれば4兆8400億ドル相当,約480兆円という巨大な市場だ.
このうち95%と大半を占める100席以上の航空機は.米欧2社がほぼ全てを供給している.
主戦場がアジアであることは双方の認識が一致している.
成長市場に巨人が2人.後から追う中国,ロシアの航空機メーカーの足音はまだ聞こえない.
それならある程度,空気感を読みながら歩調を合わせれば,とも思わなくもないのだが,
そこは健全.顧客ニーズへの対応を競う純粋な戦いを繰り広げている.
どんな業界にも同業他社はありますが,
時には協力,時には対立,ですが,やはりエアラインや利用者へ
メリットが出る事が一番大事だと思います.
是非,国内メーカーも頑張って追従して貰いたいですね.
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Category: 航空