ピカチュウジャンボ.夏ダイヤに向けてコンデション調整中・・その2.

2013.07.12 Fri


ピカチュウジャンボ.夏ダイヤに向けてコンデション調整中・・その2.

こんばんは.
先日(2013/07/05)にANA機体メンテナンスセンターへ行ってきました.
この日は,B767-300ER(JA616A)B787-8(JA813A),そして・・・ピカチュウジャンボ(JA8957)がドックインしてました.
今回の整備は,定時整備ではなく,夏ダイヤに向けての簡易整備の様で,
7/4にドックインし,7/6にドックアウトしました.
7/19〜8/8まで,羽田−新千歳線で一日3往復にピカチュウジャンボがアサインされていますが,
この運航に向けての整備と思われます.
実は前日の7/4にも予定入れていたのですが,都合が悪くキャンセルしました.
7/4の段階では,足場が組まれ機体を確認するのが難しかったそうです.
7/5の状態は左側の足場が外され,機体を確認する事ができました.
タイミング的に丁度良かったと思います.
今回は,前回に引き続き,整備状況の写真をアップしたいと思います.
2013/07/05 ANA機体メンテナンスセンターにて撮影.
掲載写真については,ANAの掲載許可を取得済です.

JA8957ですが,ご存じの方も多いと思いますが,ANAB747-400Dの中でも
一寸異なった経歴を持っています.1992/7にB747-400Dとして導入されましたが,
1997/1にWingletを装着し,国際線へ進出,その後2001秋に再びWingletを外し
B747-400Dとして国内線へ再デビュー,2002年の夏ダイヤでは594席仕様となり,
2004/5から現在のピカチュウジャンボとして就航しています.

ANA機体メンテナンスセンタ−3FからみたJA8957.エンジンのモンスターボールが印象的ですね.
黄色いヘルメットかぶった整備士が確認できますが,この日は先輩整備士によるOJTが行われていた様で,
カーゴルームの見学の光景だと思います.私も中を見た事はありますが,入った事はないです.


JA8957のテール部分拡大.APU排気口ですね.形状はB747クラッシックと変わりありません.
B747-400の5つ目のエンジンとも言えますが,このAPU(Pratt & Whitney Canada製:PW901A)ですが,
空中での再起動も可能な仕様で,B747クラッシックのAPUと比べ40%燃料効率向上が行われ,
機内のエアコンディショニング機能としては,外気温37.8℃の時にAPUのみで,キャビン温度を
23.9℃に維持する能力を持っています.




JA8957のテール部分を真正面から撮影,中央の円形はAPUの排気口,その下の構造物は,航行灯と,
アンチコリジョンのアクティブライトです.
機は停止中の為,油圧が働かず,エレベーターが下がった状態となっています.
垂直尾翼の厚みも相当ありますね.



JA8957のNo3エンジンを整備中の整備士,エンジンスピナーには塗装の剥離が確認できますね.
ドック内は空調が無い為,この日はとても蒸し暑く,整備も大変だったと思います.
この様な整備士による整備安全運航を支えているのを忘れてはいけないですね.


JA8957R1ドア部分クローズアップ.経年機である事から,所々にスキンによるパッチ処理の痕が確認できますね.



JA8957のノーズカーゴルームドアの句リーズアップ.ドアヒンジは4組みでロックが掛かる仕組みの様ですね.
ノーズカーゴルームだけで,L1コンテナを最大16個78.3立方メートル収納できます.


JA8957のノーズ部分クローズアップ.このアングルからだと,巨大なノーズですが,とてもスマートに見えますね.
AOAセンサーピトー管着氷センサーのセンサー類の配置位置がわかりますね.
ノーズギアカバー前方に見える四角い形状の物はカメラ用の窓です.



JA8957のメインギア部分を整備中の整備士,流石に巨大な胴体だけあって,グランドレベルから胴体下部までの高さには
余裕がありますね.普段開かない,ギアボックスのアクセスパネルも開いていますね.



このアングルはドックならではのアングルですね.B747の巨大なノーズの特徴を一番表現できるアングルではと思います.



カウルパネルが開かれたNo3,No4エンジンです.スラットがダウン状態なのがわかりますが,
実際は胴体側の1枚をクルーガーフラップでと呼び,外側2枚をバリアブルキャンバーフラップと呼ばれます.
注意して頂きたいのは,バリアブルキャンバーフラップ(右から2枚)が”白”なのに対し,
一番胴体寄りのクルーガーフラップは白ではなく”グレー”に塗ってある点に注意です.
理由はわかりませんが,B747クラッシックでも同じ塗り分けとなっています.
一番胴体側のスラットが”グレー”でなく”銀”の機体もある様です.



グランドレベルからみた,JA8957の右主翼の地上旋回灯です.片翼に2基あります.参考まで,
B787の地上旋回灯はLEDライト3基ですが,B747-400Dは従来型ライト1基で構成されています.
クルーガーフラップが降りているのも確認できますね.



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B4 >>URL

Unknown

こんにちは、毎日"暑い"しか言葉ないですね。お休み中は撮影にお出かけしてますか?

今日は雲が多いせいか、上を通る飛行機達のエンジンがかなりがんばってる感じです。
このシリーズ5まであるとのことですが、すでに2の段階で乗りたい気持ちが.......
 カウルパネルの内側がグリーンぽく見えますが、これは製造段階の錆び止め塗装とは別のものなのでしょうか?前に載せられていた787のは中が白い気がしますが。エンジンメーカーによって違うのでしょうか。

続くシリーズも楽しみにしてます。


Edit | 2013.07.14(Sun) 12:56:18

ja8094 >>URL

Unknown

B4さん.こんばんは.
ほんと暑い日が続きますね.この暑さもあり,流石に撮影には行ってません.B4さんは如何ですか?

エンジンのカウルパネル内部の色はB747-400DのGE製CF60では緑色をした防錆塗料ですね.機体の防錆塗料と同じ色ですね.B787のRR製Terent-1000は内部は白に塗られてますね.防錆塗料も色々な種類があるみたいなので,メーカーにより仕様する防錆塗料の種類が違うのかもしれませんね.

続くシリーズ期待頂きありがとうございます.

Edit | 2013.07.14(Sun) 21:38:45

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BOEING 747の大ファン.ANAGrの機材を中心に,空港で撮影した機体や,機体整備工場で整備中の機体のトリトンブルーの機体達の紹介に加え,航空関係全般のお話や,様々な情報,その他趣味の話なども掲載してまいります.どうぞ宜しくお願い致します.

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