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今回はB777-200/300の整備光景です.ANA機体メンテナンスセンターへ行って来ました.

2013.06.25 Tue

今回はB777-200/300の整備光景です.ANA機体メンテナンスセンターへ行って来ました.

こんばんは.
ここ暫く,ANA機体メンテナンスセンターでの整備のお話が続きますが,
先日(6/14)にANA機体メンテナンスセンターに行って来ました.
その時の写真をアップしたいと思います.

この日は,新第一号格納庫(東京新第一号格納庫)のみの見学ルートでしたが,
B777-200(JA709A)B777-300(JA757A)Q300(JA804K)
そしてB747-400D(JA8960)の4機がドックインしていました.
本当は退役が予定しているJA8965が,前々日再びドックインしたとの事で,
もしかして,ドック内でJA8965を見れるかもしれないと期待していたのですが,
前日の6/13にドックアウトして,羽田空港の東側整備地区604スポットに駐機していました.
各機体の整備中の光景を撮影したのですが,前回のB747-400D(JA8960)の整備に続き,
今回は,B777-200(JA709A),B777-300(JA757A)の整備光景に,
簡単な説明を加えた写真をアップしたいと思います.
2013/06/14 ANA機体メンテナンスセンターにて撮影.
掲載写真はANAの掲載許可を取得しています.
クリックすると大きくなります.

整備中のJA757Aの右主翼,フラップがダウン,スポイラーが動作状態で,内部の配管やケーブル類は確認できますね.
一寸見難いですが,写真で黄色く見えるケーブルがありますが,これがFBWの信号ケーブルとなります.


整備中のJA757Aの垂直尾翼のクローズアップ.ラダーの形状や放電柵の取り付け位置などがわかると思います.
ちなみにB777の垂直尾翼ですが,B767の垂直尾翼と大きさは殆ど変りません.複合材の使用と空力性能を高めた結果,
機体に見合った垂直尾翼より小さい垂直尾翼で性能が出せる事となりました.


こちら,同じくJA757Aの垂直尾翼のラダーの後方にある”タブ”と呼ばれる舵の部分です.タブとラダーとの間には3か所の接合部分が
あり,間にはゴム製のクッションらしいものが見えますね.
この垂直尾翼のタブの目的はラダーと連携してヨーイング(水平面ので左右への回転)を微調整する目的があります.


こちらJA757Aのテールコーン,B777のテールコーンは空力効率を極めた設計で,従来のアイスコーンの形状から,
角ばった形状になっています.テールコーン上下にライトが見えますが,上部がアンチコリジョンストロボライト
下部が位置灯となります.尚,旧型B777では,この上部がアンチコリジョンのストロボライトのみとなっています.
詳細は以下のURLをご覧ください.
http://ja8094.jp/blog-entry-57.html


こちら,整備中のJA757AをANA機体メンテナンスセンター3Fから撮影,先ほど説明したラダータブを接続する3つの”こぶ”が
よくわかると思います.このこぶ機種方向右側のみ装備されています.


こちら,JA757Aのテール上部.同じくANA機体メンテナンスセンター3Fから撮影.
四角いパネルが確認できますが,これは,APUの吸気口です.手間側を軸とし,奥側が上部に開きます.


こちらグランドレベルから撮影したJA709AのコクピットNo2ウインドウ.内側にずらして開閉する仕組みとなっています.
緊急時,コクピットクルーはここから縄梯子を下し,コクピットから脱出します.
また,要人の外国訪問時など,No2ウインドウを開きここから国旗を立てます.


JA709Aの右主翼下部を撮影.エンジンパイロンとフラップウェアリングの形状がわかると思います.
翼面が水はねした感じに見えますが,燃料の温度と外気温の差で一種の露が発生しているのではと思われます.


JA709Aの右メインギアのクローズアップです.整備中不意の動作を防止する為,フラグにより注意を促しています.
少しですが,メインギアボックス内の構造も確認できますね.どのパーツがどの様に折れてギアが収納できるか,
想像してみて下さい.


こちらは同じくJA709Aの左メインギアのクロースアップです.


これ・・なんじゃ?と思われる方も多いと思いますが(笑),胴体後部右主翼付け根あたりです.
この赤く囲ったパネルの中に,緊急時とても重要となるパーツが収納されています.
通称RATと言いますが,ラムエア・タービン (ram-air turbine, RAT)で,
航空機に補助動力装置として装備される風力原動機です.
最も多い用途は非常用で,一次動力源(主エンジン等)および補助動力源(APU等)の両方が機能しなくなった際に,
操縦のための最低限必要な動力(操縦系統、関連する油圧系統)および電力(計器類等)を得るために,
小型のプロペラを機外に展開し油圧ポンプ,もしくは発電機を駆動するように装備されいます.
残念ながら,私もまだ実物はみた事はありません.


こちら,JA709Aの左水平尾翼とテールの隙間を撮影したものです.三角形に見えるのがエレベータです.
水平尾翼自体,トリムで上下に稼働します.油圧が掛かっていないので,エレベーターは自重で下げの状態になります.


JA709AのPW4074エンジンを後方から撮影,推力は1基で約33トンあります.
エンジン口径はB737の胴体とほぼ同じ大きさです.


JA709Aのロゴの下に見える赤く囲った部分はアウトフローバルブです.飛行時機内は与圧されますが,
与圧すると機内がパンパンになってしまします.そこで,与圧した空気をこのアウトフローバルブを通じて排出し,
適切な与圧にする機能を持っています.
黄色く見えるアンテナ状の物はテールストライク・モジュールです.
テールストライク・モジュールの詳しい説明は以下のURLをご覧ください.
http://ja8094.jp/blog-entry-226.html



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BOEING 747の大ファン.ANAGrの機材を中心に,空港で撮影した機体や,機体整備工場で整備中の機体のトリトンブルーの機体達の紹介に加え,航空関係全般のお話や,様々な情報,その他趣味の話なども掲載してまいります.どうぞ宜しくお願い致します.

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