高松空港に緊急したB787(JA804A)の整備光景(ANA機体メンテナンスセンターへ行って来ました)

2013.05.30 Thu

高松空港に緊急したB787(JA804A)の整備光景(ANA機体メンテナンスセンターへ行って来ました)

こんばんは.
先日このブログでアップしました.
B777の脱出シューター見た事ありますか?(ANA機体メンテナンスセンターへ行って来ました)の続編です.
http://ja8094.jp/blog-entry-351.html
5/17ANA機体メンテナンスセンターへ行って来ました.
6/1運航再開に向けてバッテリー改修作業中のB787もありましたが,
この時期は羽田空港にストア中の大半の機体のバッテリー改修も終わり幾分落ち着いてきた様子でした.

で,この日は先日(5/16)に1/16に高松空港にバッテリー不具合で緊急着陸したB787(JA804A)が羽田空港にフェリーされ,
ANA機体メンテナンスセンターのドックにドックインしていました.
今回はこの,JA804Aを中心に写真をアップします.
2013/05/17 ANA機体メンテナンスセンターにて撮影.掲載写真は全てANA掲載許可取得済です.
クリックすると大きくなります.

グランドレベルからの撮影したJA804Aの全景.JA804Aのノーズ付近エンジンが見えますが,
これはB787のエンジンではなく.B777のPW4000系エンジンです.
トレーラーに乗っているので,原動機センターへ運ばれるのではと思います.


機体メンテナンスセンター2階からのJA804Aの全景です.一寸逆光気味で暗いですが,


機体メンテナンスセンター2階からのR2ドア付近を撮影.主翼の後ろスポイラー(スピードブレーキ)が,
動作状態の位置になっていますね.翼内部の構造もわかるかと思います.
写真右に見える管状の物は.緊急時の燃料放棄口です.航空機は着陸可能な重さが決まっているので,
機種によっては,燃料を空中放棄して機体を安全に着陸できる重量まで減らす必要があり,燃料を放棄します.
ちなみにANAのフリートでは.B747-400D,B767シリーズ,B777シリーズ,そしてB787-8に
この燃料放棄口が装備されています.


機体メンテナンスセンター2階からのJA804Aのノーズ部分を撮影.
機体はピカピカ,外部の景色が写りこんでいますね.右エンジンを点検中の人物が2名見えますが,
整備にあたっているのはANAの整備士ではなく.ボーイング社のエンジニアです.


こちら上の写真の拡大です.文化の違いか,安全に関する意識の違いか不明ですが,
ボーイング社の社員は作業する時ヘルメットの着用はしないのですね.
私も以前ボーイングのエバレット工場にも行った事がありますが,こちらでも,
ヘルメットの着用はなかったです.エンジンパイロンのパネルが外されて内部を確認できますね.
エンジンパイロンの素材は不明ですが,従来機と同じグリーンの防腐剤が塗装されています.
パイロン内部中央に見える銀色の棒状のものは,金属製の棒ですで,
これが無いとエンジン自体の重量で前方にお辞儀をする様になります.


こちら.JA804Aの垂直尾翼とアンテナ類です.大きいアンテナはVHF用の通信アンテナ,
その左の少し背の低いアンテナはELTアンテナで,ELTとはEmergency Locator Transmitter用の略で,
飛行中の航空機が墜落した時など機体に大きなGがかかります,
するとこのアンテナを通じて航空機の位置情報を知らせる為アンテナです.
国内を飛行する航空機の位置は直ぐに分かりますが国際線機の場合は,洋上を飛行する機会があるので設置されました.
最近の新しい機種(B737NG,B777-200ER,B787-8など)では,
国内線で使用される航空機でも設置されるようになっています.
機体表面,一見滑らかに見えますが,所々写りこむ風景が波打っていますね.
我々の想像するより,表面はツルツルって事じゃないのかもしれませんね.


グランドレベルから撮影したJA804Aの左エンジンとパイロンです.B787のエンジンの特徴であるシェブロン加工,
実はシェブロンはGEの呼び方でRolls Royceでは,タブと呼びます,パイロン内部の構造もわかると思います.
内部にモータの様な物が見えますが,電気システムの一部かもれませね.


グランドレベルから撮影したJA804Aのノーズギア周り.アクセスパネルが開いていますが,
ここが前部バッテリー室への入り口になります.
ノーズに見えるブーメラン状の物はピトー管です.B787以前の機種の物とは形状が変わっています.


グランドレベルから撮影した.JA804Aのノーズカーゴルームドア.
カーゴルームにはよく見るとコンテナがはいるアドレスが表記されていますね.
ちなみに.787の”7”の部分の窓が開いていますが,これは国内線専用の機体に見られる配置です.
国際線はこの”7”の部分が閉じています.B787の国内線,国際線を区別する大まかな手掛かりとなります.


グランドレベル,ノーズやや斜めから撮影したJA804A.4枚コクピットガラス,縦位置固定のワイパーなど,
B787ではの特徴がよくわかると思います.


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