B787がノーズレドームを開くと・・
2013.05.13 Mon
B787がノーズレドームを開くと・・こんばんは.
航空機のノーズレドームの中には何があるか,皆さんご存知だと思います.
ノーズレドームの中には気象レーダーが装備されていますが,
ですが,実際にノーズレドームの中身を見た方は少ないのではないかと思います.
ANA機体メンテナンスセンター(ANA機体MC)で,B787(JA805A)の整備中の場面に出くわしたのですが,
ノーズレドームを開いている光景を撮影できましたので,
その時の写真を公開したいと思います.この光景相当珍しい光景ではないかと思います.
B787の気象レーダーですが,Rockwell Collins社製 XWR2100マルチスキャン気象レーダーです.
このレーダーは従来の2倍の600kmまで探知可能な仕様となっています.
2012/09/24,ANA機体メンテナンスセンターにて撮影.
ANAの掲載許可取得済です.クリックすると大きくなります.
ANA機体MCの2Fから撮影したJA805A,ノーズレドームが上部に開いているのがわかりますね.

こちらは同じく2Fから違うアングルで撮影したJA805A.レーダーが確認できますね.
何か,可愛い表情に見えませんか(笑).それにしても,やはり新しい機体ですね.ピカピカ!.
隣で整備中のB747-400D(JA8965)がくっきりと映りこんでいますね.

こちらはグランドレベルから撮影したJA805A.気象 レーダーがはっきりと確認できますね.
気象レーダーですが,意外に小さい事もわかると思います.尚,ノースレドームは電波の透過性をよくする為
材質としては,FRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)でできています.
隣は整備中のB747-400D(JA8965)です.

こちらは,JA805Aをグランドレベルから別アングルで撮影,レーダーの後部パーツや,ノースレドームの
ノッチなど確認できると思います.後方の水平尾翼は,隣で整備中のB747-400D(JA8965)です.

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Category: 航空