ボーイング社による,バッテリー交換作業中のANAのB787を見てきました.
2013.04.30 Tue
ボーイング社による,バッテリー交換作業中のANAのB787を見てきました.こんばんは.
先日(4/26)にANA機体メンテナンスセンターに行ってきました.
B787の運行再開が承認された当日ですが,既にANA機へのバッテリー改修作業は4/22から開始されています.
当日はJA806A,JA809A,JA810A,JA816Aの4機がドックインしていました.
うちJA809AとJA810Aは既に作業を終えた様で,ドック外のスポットにて駐機中でした.
JA806Aについては,定期整備と並行してバッテリー交換作業を行った様で,
両エンジンのカウルパネルやメインギアパネルがオープンしていました.
JA816Aについては,胴体下部にボーイングのエンジニアが廻りに沢山居たので,
こちらはバッテリーの交換作業の真っ最中だと思います.
4/28にバッテリー交換後の初飛行が行われましたが,機体はJA810Aでした.
翌4/29にも行われましたが,こちらはJA809Aだったので,
ANAとしての,バッテリー改修第一号機はJA810A,続いてJA809A,
次にJA816AかJA806Aの順かもしれませんね.
当日撮影した写真を公開したいと思います.
掲載については,ANAからの許可を得ております.
クリックすると大きくなります.
2013/04/26 ANA機体メンテナンスセンターにて撮影.
こちら,ANA機体メンテナンスセンター内のB787の様子.流石に全景を撮影は無理でしたが,
何とか4機まとめて納めてみました.ドック内右側がJA816A,左側JA806A,
ドック外右側がJA810A,左側JA809Aになります.

こちら3Fから撮影したJA816Aの全景,胴体下部ではボーイングのエンジニアによる作業が行われていました.
胴体下部黄色いベストを着たボーイングの作業者の姿が確認できます.

同じ3Fから撮影した手前JA816A,奥JA809A.黄色いベストを着たボーイングのエンジニアの姿も確認できますね.

定期整備&バッテリー交換中のJA806A,バッテリー交換だけならエンジンカバーを開く必要が
ないので,定期整備と当時にバッテリー交換を行っている様です.

ノーズ真正面グランドレベルからみたJA806A.両エンジンのカウルカバーや,ギアパネルが開いていますね.
ノーズギアのライトの位置や,ノーズレドームのライトニングアレスターの位置もわかりますね.

こちらJA806Aの右エンジンのクローズアップ.前方カウルカバー外され,左右のカウルパネルが開いた状態です.
B787は従来機に比べ,エンジン制御も電子化されています.
その関係で,従来のエンジンより配管の数が少なくなっていますが,逆にワイヤーが多くなっている
特徴があります.エンジン一つとってもB787が電気飛行機と呼ばれる理由がわかると思います.

既にバッテリー改修作業を終えドックアウトしたJA809A,ボーイング社スタッフによる点検作業が行われている様です.
こうやって見ると,B747やB777に比べグランドから胴体底面までの高さが低い事がわかります.
日本人でも大柄の人は頭がぶつかりそうですね.

バッテリ改修を終えドックアウトした左JA801Aと右JA809Aの2機.
ご承知の通り4/28にJA801Aが,バッテリー改修後初飛行したB787となりました.
JA809Aについては,4/29に羽田―新千歳間で試験飛行を行っています.

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Category: 航空