NTSBがB787バッテリー事故原因究明へむけた公聴会を開催.

2013.04.24 Wed

NTSBがB787バッテリー事故原因究明へむけた公聴会を開催.

こんばんは.
米運輸安全委員会(NTSB)は23日,B787で今年1月に起きたバッテリー発火事故の原因究明を通じ,
航空機認証プロセスや新技術に役立つ幅広い教訓を得たいとの考えを示した。
NTSBよる公聴会が23日に2日間の日程で始まり,B787へのリチウムイオン電池の搭載が提案された当時,
ボーイング米連邦航空局(FAA)がどの程度危険性を認識し,
それにどのように対処したのかについて聴取が行われた。

また,NTSBはバッテリーの試験状況や,バッテリーシステムが承認された後に,
一段と改善された試験が可能になった際のFAAボーイングの対応について質問した.
公聴会は,1月に米ボストンの空港で駐機中のB787のバッテリーから発火した事故の原因究明の一環として開かれた.
NTSBのデボラ・ハースマン委員長は公聴会の開催にあたり,問題を起こしたバッテリーの設計や認証だけではなく,
今後出てくる新技術のためにも,教訓から学ぶ必要があると述べた.

B787担当チーフエンジニアのマイク・シネット氏は,事故の教訓についてボーイングは試験想定を疑い,
一段と厳しい試験基準を利用し,試験基準の理解をもう少し推し進めるべきだと証言した.
FAAの輸送航空マネジャー,アリ・バーラミ氏は,FAAが事故の教訓をより深く探ることができるようにすることで,
そうした情報を生かし,将来の設計に応用できるとの認識を示した.
バーラミ氏によると,現行の認証プロセスでは,FAAは独自の試験を実施していないが,
独立した立場の視線で審査しているという.

ハースマン委員長によると,NTSBは24日,FAAと規制対象企業の密接な関係について詳しく聴取する方針.
23日の公聴会では,ボーイングとパートナー企業がバッテリーに対して行った試験をめぐる質問に大半の時間が割かれた.
B787のバッテリーを製造したGSユアサや,バッテリーシステムを手掛けたフランスのタレスの関係者も同席した.
NTSBのハースマン委員長は23日の公聴会後,バッテリーに対して行われた試験のいくつかは,
1月の事故で見られた最悪ケースの状況を全く想定していなかったと指摘した.
FAAのバーラミ氏は,B787のバッテリー向けに打ち出した特別条件は,
安全上の懸念にしっかり対応したと説明し,当時備えていた知識と置かれた状況の中で,
最善を尽くしたとの認識を示したとの事


NTSB主導で行われている様なので,FAAに対して何らかの勧告がでそうですね.
リチウムイオン電池については,導入前に賛否両論があったと聞きます.ですが,小型で大容量を
実現できる為B787はA350に導入が決まりましたが,A350については,リチウムイオンでの形式認定は
受けない方向の様ですね.FAAは,当時は安全上の懸念にしっかり対応したとコメントしていますが,
技術的な事は判りませんが,パソコンや車に搭載されているリチウムイオンより遥かに高出力なバッテリーだと思うので,
当時ちゃんと検証されたのか疑問に感じるコメントに感じました.


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