JAL,エアバス機の導入を検討!?
2013.03.27 Wed
JAL,エアバス機の導入を検討!?こんばんは.
既に報道等で発表されていますが.
JALがエアバスA350導入に向けて本格的な検討に入ったとの事です.
位置づけはB777の後継機との事で,A350ファミリーのA350-1000との事の様です.
路線的には,欧米路線に就航させる計画との事です.
購入の検討に入ったのはA350-1000で,座席数が約350席の大型機・
パイロット訓練用のシミュレーション設備も合わせ,当初は20機程度の発注を想定している.
機体価格は1機200億円程度とみられ,単純計算すると購入総額は4000億円規模になる.
今年6月ごろまでに最終決定するとの事です.
JALでは旧マクドネル・ダグラス製の小型機MD-90が30日で退役することで.
小型機から大型機までの100機超すべてがボーイング製になる.
(正し,J-AIR,JAC,ジェットスタージャパン等のグループ会社は除く)
海外では,シンガポール航空など大手航空会社の多くが機材導入費用を抑える狙いから,
ボーイングとエアバスに分散発注しており,JALの様に機材をボーイング1社に依存するのは異例.
過去には、旧日本エアシステム(JAS)がA300型機などのエアバス機を保有していた時期があったが,
JALについては会社設立以来,エアバスの機材を購入した実績はなかった.
価格面でボーイングにメリットがあったことが大きいものの,
1980年代の日米貿易摩擦への配慮などから,米国製航空機への依存を強めざるを得ない事情もあった.
世界的に見ても,日本とイスラエルがボーイング社独占の牙城と言われていますが,
エアバスの日本国内シェアは現在,約1割.仮にA350で国内大手の一角に食い込むことができれば,
ボーイングの牙城である日本で攻勢に出る契機になりそうですが,
ですが,ボーイングも負けてはいられないでしょうね.
ボーイングでは,次世代B777Xや,B787-10の開発も行われており,今後受注競争が加速しそうですね.
A350-1000ですが,B777-300ERとマーケット的には被る機体となりますが,
JALとしてはB777-300ERから乗り換えって事なんでしょうか?.
ですが,JAL広報からは,以下のコメントが出されている様です.
25日,前日より報じられているエアバス「A350」導入について,
当社が発表したものでなく,現時点で決定した事実はございません・・・・と
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Category: 航空