B787機長認定は柔軟な取扱いに・・・
2013.02.26 Tue
B787機長認定は柔軟な取扱いに・・・こんばんは.
先日このブログで紹介しました.B787の運航停止による機長資格の取り扱いですが,
http://ja8094.jp/blog-entry-234.html
本日(2013/02/26)に国土交通省より報道発表されました.
B787の運航停止に関わる措置が発表されています.
そのうち,B787の機長の定期路線審査については,
柔軟に取り扱う事になる様です.
その他,停留料の免除,U/Lルールの免除が適用されるとの事.
国土交通省報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku03_hh_000205.html
具体的な機長の定期路線審査認定取り扱いは
従来:乗務による知識・技量の維持,運航経験の蓄積
今回:知識を維持するための座学訓練,模擬飛行装置による技量維持訓練,
運航経験を補完するための措置
つまり,実機ではなく,シュミレーターでの訓練での技量維持で問題良いって事ですね.
以下資料,クリックすると大きくなます.

その他B787に対する免除事項.
停留料の免除
空港内に航空機を留め置く際には停留料を徴収するが,
B787停留料については免除.
U/Lルールの適用免除.
混雑空港における貴重な発着枠の有効活用の為.航空会社に配分された発着枠の使用率が,
80%を切る場合,翌年の同時期同時間帯における発着枠の優先配分権利(ヒストリック)を得られなくなる.
但し,航空会社の不可抗力の事由により欠航し発着枠が使用されなかった場合,私用率の算定から除外する
ことができる.
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Category: 航空