ANAのB787トラブル対応への評価,アナリストより
2013.01.28 Mon
ANAのB787トラブル対応への評価,アナリストよりこんばんは.
ネットで,オーストラリアのアナリストのコメントが記載されていました.
オーストラリアのマッコーリー・キャピタル・セキュリティーズのアナリスト,
ニコラス・カニンガム氏と言う人物で,
ANAは世界のどの航空会社よりも多くのB787を保有しているが,今のところ,
この異常な事態にうまく対応していると評価する.
その上で,欠航を最小限にとどめ,航空当局にも協力している.
運航停止は,そもそも航空機製造メーカーの問題でありANAのせいではないと語っている.
ここからは私見です.
ANAのB787の運航ですが,ANAの伊東社長が高松空港での緊急着陸を受け,全機運航を停止する様に
指示したとの事です.結果,航空当局から運航停止命令が出される以前に自主的に運航を見合わせたのは
正しい判断と言えると思います.
B787の運航停止ですが,国内では,どちらかというと,
今月16日に高松空港に緊急着陸したB787(ANA:JA804A)の方にスポットが当たっている様ですが,
JALのB787(JA829J)の成田空港で燃料漏れを起こしたトラブルの忘れてはいけません.
こちらの方ですが,報道発表は少ないですが,徐々に究明も進んでいる様です.
燃料弁を操作するアクチュエーターを英国メーカーの工場に送り,
航空当局関係者立ち合いのもと分解作業を行ったとの事.
具体的な結果はまだわかりません.
バッテリーだけでなく.この燃料計のトラブルも抱え,さらに,
問題の部品に関連する部材などを,ひとつひとつ丹念に調査するので,
B787の運航再開に更に時間がかかる事になりそうですね.
ハイテク技術故の難しさかも知れませんね.
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Category: 航空