JAL B787のバッテリー,熱暴走とNTSB指摘.
2013.01.25 Fri
JAL B787のバッテリー,熱暴走とNTSB指摘.こんばんは.
先日(2013/01/07),アメリカのボストン・ローガン国際空港で,
JALのB787(JA829J)がバッテリーからの火災トラブルをおこしましたが,
米国家運輸安全委員会(NTSB)のハースマン委員長は24日会見し,
炭化したバッテリーは回線ショートと,”熱暴走”と呼ばれる異常な過熱が発生していた形跡があると明らかにした.
ただ,火災の発生原因はまだ特定できておらず,調査終了の見通しも立っていないという.
ハースマン氏は,こうした現象がどのように相互に関連して起きたのか,
発火原因を特定出来ていないと説明したが、バッテリーの製造不良の可能性が出てきたとの事.
NTSBによると,バッテリーを構成する8個のリチウムイオン電池セルのうち,
3個の焼損が激しいことが分かったと言う.
過度に充電をしてしまう過充電については.示すデータは見つかっていないと説明したと事.
ただ,あらゆる可能性を排除しないとして,
バッテリーのリチウムイオン電池や制御装置,
充電器などを幅広く調査していく方針を示した.
今後のNTSBの調査に注目したいですね.
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Category: 航空