B787バッテリートラブルは過充電防止システムの不具合か?
2013.01.18 Fri
B787バッテリートラブルは過充電防止システムの不具合か?こんばんは.
2013/01/18運輸安全委員会(JTSB:Japan Transport Safety board)は,
高松空港での事故機(JA804A)の調査を終了した事を明らかにしました.
当該バッテリーと周辺機器を東京へ運び改めて調査するとの事で,
一週間程度調査にかかる見込みの様です.
少なくても,調査報告が出されるまで,B787の運航再開は無さそうですね.
また,運輸安全委員会からは,異常が発生したメインバッテリーへの過充電などを防ぐ,
保護システムに不具合があった可能性のある事が出てきたとの発表もされています..
運輸安全委員会は,18日に来日した米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査団と連携して機体の調査を進めているが,
運輸安全委やANAなどによると,バッテリーに使われていたリチウムイオン電池は,
異常時に発熱や発火の恐れがある為,過充電や過放電などによる過熱を防ぐ機能を持つ,
管理装置とともに金属製容器に収納されていた.
また,機体側にも過充電などを防ぐ制御装置もあったが,
同委がバッテリーの容器内を調べた所,収納されている8本の電池と管理装置はいずれも炭化しており,
保護システムが十分に機能していなかった可能性が出てきたとの事.
バッテリー単体の問題ではなく,システムの不具合の可能性も出てきた様ですね.
場合によっては大幅な設計変更の必要があると思います.
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130118-00000055-ann-soci
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Category: 航空