JAL123便墜落事故から今日で35年ですね
2020.08.12 Wed
JAL123便墜落事故から今日で35年ですねこんにちは.
今日8月12日ですが,
航空関係者のみならず,
絶対に忘れてはならない日ですね.
今から35年前の1985年8月12日に,
羽田発大阪行のJAL123便
機材:747SR-100:機番:JA8119が墜落した日です.
JALでも,この事故を経験した世代の社員は年々少なくなってきていると聞きます.
また,若い航空ファンの方々も,ご自分が生まれる前の事故で,
あまり実感が湧かないって方もいらっしゃるかも知れませんね..
35年前のこの日ですが,私は,大阪から新潟に向かう特急の中で,
墜落時刻に日本海は沈む夕日が,異様に赤かったのを覚えています.
今の様にインターネットやSNSも無い時代なので,
到着して,ニュースで知り驚いた記憶が蘇ります.
123便の墜落事故から35年になりますが,
この先,永遠に・・風化させてはなりませんね.
JAL123便事故で520名の方が犠牲となられましたが,
ですが,JAL123便の事故以降,
日本における定期輸送会社での死亡事故はゼロを更新していますね.
これも,関係者の皆さんの日々の努力の結果だと思います.
皆さんは,ANAやJALの機体工場見学に参加された方も多いと思いますが,
自社グループ社員向けの安全教育を行う施設の見学が出来るのご存知でしょうか?.
JALグループでは,
羽田空港のモノレール新整備場駅近くにあるJAL M1ビル内のJAL安全啓発センターで,
JALグループ社員向けの研修施 設なのですが,一般の方の見学も可能となっています.
事故後回収されたJAL123便の垂直尾翼の実物や圧力隔壁,
ブラックボックス(コクピットボイスレコーダー,フライトデータレコーダー)等が展示されており.
一般向けには,年末年始および祝日を除く,
月から金で,1日2回(11:00~12:20,15:15~16:35)開催されています.
JALグループ 安全啓発センター
http://spc.jal.com/
また,ANAでも,ANAグループ安全教育センター(ASEC:ANA Safety Education Center)で,
見学会が開催されています.こちらもJALと同じくANAグループ社員向けの研修施設ですが,
一般向けにANAの取り組みを紹介しています.こちらは羽田空港の敷地ではなく.
新設された(最寄り駅:京急空港線の穴守稲荷駅)
ANA総合トレーニングセンター(愛称:ANA Blue Base)で,
2019年に移転しリニューアルオープンしています.
現在は,新型コロナの影響で,一時的に見学を中止している様です.
ANAグループ安全教育センター
https://www.ana.co.jp/group/safe/culture/asec/
事故や事件って時が経つと風化してしまいがちですが,決して風化させてはいけないですね.
テクノロジーに発達で事故は減っていますが,でも,最後はやはり人間です.
航空会社としての安全への取り組み.また,メディアの力ってやはり大きいと思います.
航空事故のない世界を願ってやみません.
コラム執筆はじめました
https://latte.la/column/columnist/129314
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Category: 航空