羽田空港RWY16R/L 3.5°運用はRNAVアプローチ.
2020.02.06 Thu
羽田空港RWY16R/L 3.5°運用はRNAVアプローチ.こんばんは.
羽田空港の北側からのRWY16R/Lへのアプローチの試行,
2/2に開始され,昨日2/5まで短時間ですが,毎日行われていた様ですね.
今朝のニュースで,デルタ航空が,RWY16R/Lの進入角3.5度のアプローチについて,
安全性が社内で確認できていないとして,実機飛行確認での運用を見合わせているとのニュースが
出ていました.
今回の試行で,3.5度の運用が行われたについてですが,
実際に行われていて,2/2と,2/4に行われています.
私のブログの以下のレポート参照下さい.RNAVと記載があるのが,
3.5度での運用です.
羽田空港への北からのアプローチが3日連続で実施されましたね.
http://ja8094.jp/blog-entry-1195.html
その理由ですが,ILSアプローチは,3.0度,RNAVによるアプローチが3.45度です.
以下は.RWY16Rのアプローチチャートのミスドアプローチの箇所の拡大ですが,
下図の上が,ILSアプローチ,下がRNAVアプローチの進入チャートですが,
ILSはGP(グライドパス)が3.0°,RNAVアプローチは3.45°となっているのがわかると思います.

ILSアプローチよりRNAVアプローチの方が,航法精度が,衛星情報を使っているので高いという事なんでしょうね.
ちなみに,ILSなのか?.RNAVの運用なのかは,
羽田空港のATIS(Automatic Terminal Information Service,飛行場情報放送業務)をモニターすれば,
わかると思います.エアバンドをお持ちの方は,周波数は128.8MHzです.
コラム執筆はじめました
https://latte.la/column/columnist/129314
いつもご覧頂きありがとうございます.以下のアイコンを宜しければクリックして頂けると嬉しいです・・励みになります.

にほんブログ村
- 関連記事
-
- アメリカからのチャーター2機はカリッタエアの747-400F
- 747-400 ニューヨークからロンドンまで4時間56分の記録達成
- 羽田空港RWY16R/L 3.5°運用はRNAVアプローチ.
- 羽田空港への北からのアプローチが3日連続で実施されましたね.
- 今日は羽田空港RWY16R/Lへ着陸が実施されました.
Category: 航空