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羽田のRWY16L/Rの進入降下角が3.5度になる様ですね.

2019.09.12 Thu

羽田のRWY16L/Rの進入降下角が3.5度になる様ですね.


こんばんは.
来年春から,運用される,羽田空港への新飛行ルートで,
北側から(RWY16L/R)のアプローチの進入降下角3.5度になるそうで,
いろいろと物議をかもしている様ですね.

世界中のほとんどの空港では,進入降下角3度で,
一部,イギリスのヒースロー国際空港,ドイツのフランクフルト国際空港
アメリカではサンディエゴ国際空港.国内では,稚内空港広島空港で,
気象条件により,3.5度での運用が行われている様ですが,
羽田空港でしかも,都心上空を飛行して進入する角度が,3.5度はちょっと驚きました.

理由は様々あると思いますが,まあ,都市部ではなるべく高い高度で飛行させ,
地上への騒音を配慮した騒音対策だと思いますが,
3.5度に引き上げられた場合の高度ですが,各ポイントでの高度ですが,
練馬上空から進入角度3.5度でほぼ一直線に降下しRWY16L/Rにアプローチ,
新宿上空で高度約1037メートル渋谷・麻布で約701メートル大井町で約335メートルだそうです.
で,騒音について,軽減されるかと言うと,3度の進入と3.5度の進入では,
わずか1db程度の差しかないと事です.
この3.5度への引き上げが,現場のパイロットの意見が,反映されたかと言うと,
実はそうでもなく,CABが,現場の声を聴かず決めた様ですね.
なら,羽田と同じ様な環境にある,伊丹空港福岡空港はと言うと,3度のままですしね.
何か羽田だけ特別扱いされてる気がしますね.勿論.航空路に当たる場所にお住まいの住民の方の
意見もあるとは思いますが・・.


国土交通省 羽田空港機能強化に向けた追加対策(2019/08/08 報道資料より)
http://www.mlit.go.jp/common/001302403.pdf
CAB35RJTT.png



問題となるのは,3.5度での進入の危険性だと思います.
3度から3.5度わずか0.5度の角度ですが,パイロットの目線からすると急降下に近いそうでうね.
当然,3.5度の進入着陸の経験をもつパイロットも少ないと思うし,
着陸のタイミングや,フレアーのかけ方,着陸直前,直後のフォローなど負担が大きくなるはずです.
いくら精密計器進入によるサポートがあるにせよ,最後はパイロットの技量の問題と言えるので,
正直3.5度での運用は..どうかな..と思います.

思うに.3度から3.5度になると,進入降下角が上がる,速度が増すので,今までより早めにギアを出す,
揚力を保つ為フラップの下げ角が早めに大きなる,速度が落ちる,エンジン出力が上がる,
よって騒音がより大きくなる,,のではないかなと?.

先ずは,CAB小型検査機での検査ではなく,
実際に飛行する大型機を使い検証する,その結果を公開する事,
これが肝要だと思いますし,
周りの理解も得られると思います.従来の様な閉鎖的な決め方では,
不信感が増すばかりですね.


コラム執筆はじめました
http://latte.la/user/129314
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Edit | 2019.09.13(Fri) 06:03:36

ゲストさん >>URL

No title

たかが0.5度・・・・・。
のように思えますが、おっしゃる通り大きな違いです。

某恵袋にはそういった趣旨で質問を投稿しておいて、それについた回答に屁理屈をこねまくった投稿者がいましたが、下(地上で)見るのと受けから見るのとは大違いで、例えば視界が1000m(1キロ)もあれば充分だろ。

と思ってしまうのと同じで、確かに下からではわかりますが上からだと水平距離に加えて高さも加わりなおかつ、視界の妨げとなるような雲あるいは霧の塊を見下ろしていくわけですから当然、見通しが悪くなってしまうのはよく知られたことです。

ちょっと極端かもしれませんが、そういった方たちにぜひ試してほしいのが、まずは滑り台の上に腰かけてもしくは胡坐かいて座ってその状態で滑り台の滑るところの一番下のところを眺めてもらい、次に立った状態で一番下の部分を眺めてもらう方法。

次にビルの2階の窓から、少し離れたところのある1点を見てもらって、次に3階に上がって同じところをもう一度見てもらう方法。階段でも代用できます。同じように階段の上にべったりと座ってみた場合と立ってみた場合を見比べてみる方法。それでも違いが判らない屁理屈屋さんもいるでしょうが、進入角度もそうですしたったこれぐらいで視界不良だなんて・・・・・。

という方にも、今までこれでほぼすべての方に納得していただきました。なかにはそれでも屁理屈をこねる方がいましたので、それ以上言っても無駄ということでさっさと切り上げました。

屁理屈がどうとかは別にして、役人のなかにはそこのところをどう思っていたのかが疑問。確かにわからないわけではありませんが、JCABに所属する検査機の乗員の意見も聞くのでしょうけれど、役人のなかには乗員経験者はいないでしょうから机上の計算主体なのがみえみえですけどね。

それから、以前私はMSFSを通して一般の方に操縦に関することや、オペレーションに対する考え方などいろいろと教えていました。その時に使用した資料の一部で、今回の記事のイメージをしやすいような進入や速度による高度や・距離の処理の違いが判る画像をいくつか作っていてそれが残っていましたので、もしよろしければメールアドレスを記載しますのでご興味があれば画像を添付して返信いたします。

そのかわり、その当時に解説するときにわかりやすいようにあえて極端に、適当に数字を打ち込んだものが多数なので、もし何かで使われる場合は目的に応じて再計算するなどして参考までにお使いください。

Edit | 2019.09.13(Fri) 06:02:25

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BOEING 747の大ファン.ANAGrの機材を中心に,空港で撮影した機体や,機体整備工場で整備中の機体のトリトンブルーの機体達の紹介に加え,航空関係全般のお話や,様々な情報,その他趣味の話なども掲載してまいります.どうぞ宜しくお願い致します.

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