エアバス機導入からライン就航までのANAとJALの差異は?
2019.06.19 Wed
エアバス機導入からライン就航までのANAとJALの差異は?こんばんは.
先週末(6/14)にJAL向けのA350-941(機番:JA01XJ)がデリバリーされ,
羽田空港へ到着しましたね.ライン就航は9/1の羽田発福岡行きのJAL317便で,
流石に,初便という事もあり,既に運賃によっては満席状態ですね.
そこで,デリバリーから,就航までの日数をカウントしてみると,78日です.
因みにANAでも,A320を1991/1/16にデリバリーされていますが,
初便となった羽田ー山形でのデビューは1991/3/16でした,
この間の日数は60日と..
機材は違えど,2社ともはじめて導入となった(JALは旧JASのA300の導入経験がありますが..)
両社でじゃ.エアバス機でデリバリーから,ライン就航まで約半月の差があります.
この差ってなんなのでしょうね?.
ちなみに,ANAのA380のデリバリーから初就航までは65日です.
ANAの場合は,初号機のJA8381(登記はJA8382が先行)と
JA8382が時間を置かずに,ほぼ同時にデリバリーされており,早期に2機体制が出来ていたた事,
JALについては,A350の2号機は,現在塗装作業待ちとの情報もあり,
まもなくデリバリーされるのではと思われますが,就航の9/1までには3機体制となるとの事ですが,
少なくても,後半月,から一ヵ月は1機体制なので,
受け入れ後の慣熟飛行に制約があるなどが考えられますね.
運航は勿論,整備・客室・グランドハンドリングにと,従来機とは異なるので,
それなりに熟練を要するとは思いますが,
ですが,実際は実機のデリバリー前に,運航・整備・客室・グラハンも準備はある程度終わっていると思うので,
やはり,ANAとのデリバリーから就航までの日数の差は気になる所です.
後は,やはり,初物として慣れるまでの時間を置いたとも推測できますね.
JALといえば,初物の飛行機が導入されると,今までは,羽田ー鹿児島線でデビューが多く,
歴代ワイドボディー機では,旧TDA時代のA300(1981/3/1),MD-11(1994/4/1),
777-200(1996/4/26),777-300(1998/8/8)と初便は羽田ー鹿児島線でデビューしていたので,
もしかして,今回のA350-941も,羽田ー鹿児島線かな?との期待もあったのですが..
初便は羽田-福岡になってしまいましたね.
ANAの787-8/9もそうですが,
新鋭機を先ずは,国内線で乗れるという事は良いですね.
A350-941は機内の静音性が良いとの評判の様ですね.
787では,今までなかった色々な技術や素材を使って,いわば挑戦的な機材で,
その分,様々なトラブルを経験してきましたが,これはある程度仕方ない事と思いますが,
A350では,トラブルらしいトラブルは出ていないのは立派な事だと思いますね,
バッテリは787で使われた,リチウムイオンではなく,ニッケルカドミウム電池が採用されたし,
それだけ,先行の787が研究しくつくされているとも言えますね.
そういえば,JALも787-8の国内仕様機が,今秋に就航する様ですね.
コラム執筆はじめました
http://latte.la/user/129314
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Category: 航空