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B747-400Dで,沖縄へ行って来ました!! その2.羽田→那覇 ANA127便フライト記録(搭乗日2013/07/27).

2013.08.01 Thu

B747-400Dで,沖縄へ行って来ました!! その2.羽田→那覇 ANA127便フライト記録(搭乗日2013/07/27).

こんばんは.
7/27から2泊3日で,今年2回目の沖縄旅行へ行って来ました.
今回は行きも帰りも,B747-400Dに搭乗しました.
天候は割合良く,若干航路上に雲はあるものの,おおむね良好な天候でした.
今回は,まず,那覇行きの出発飛行到着の3章に分けて,
写真を交えてフライトの状況をご紹介したいと思います.
機内では制約があり,デジタルカメラは,地上駐機中のドアオープン時,
上空での一部の場合制限されるので,お伝えしたい内容全てを画像で紹介できないのが残念ですが,
可能な限り,写真と説明を加えてお伝えしたいと思います.
さて,今回は,搭乗から出発,そして那覇空港への着陸までを,写真を交えて説明したいと思います.
座席は後方ポートサイド(機首方向左側)の45Aをチョイスしました.
本日搭乗するシップはB747-400D(JA8961)です.

T2展望台ので撮影を終え,出発ロビーから検査ゲートでセキュリティチェックを受け搭乗口に進みます.
沖縄行きANA127便の搭乗ゲートは62番ゲートです.
既に,搭乗は始まっていましたが,まだロビーには沢山の搭乗客でごった返していました.
フライト案内では,出発は08:55,フライト時間は2時間半984マイルとの情報です

ANA127便(B747-400D(JA8961))の出発案内.


●33番ゲート付近の様子.既に搭乗は開始されていますが,まだまだ長蛇の列,満席の様です.


●出発準備中のANA127便(B747-400D(JA8961))を出発ゲート内から撮影,
 天気は,どんよりくもり空って感じです.


●羽田−那覇間飛行経路(ANA HPより),今回のANA127便のフライトとは異なりますので参考程度に・・


さて,搭乗開始開始です.出発ゲートをくぐり,PPBへ,L1ドアから搭乗し,
いつもの通りCAさんにフライトログの記入をお願いしました.
いつもご利用頂き,ありがとうございますと声をかけられ,
こちらこそ,お世話になりますと返事しました.
機内に入ると,Another Sky が聞こえてきます.
とてもいい音色ですよね.落ち着くと言うか・・

●機窓からNo1エンジンを撮影,隣のB777-300は,63番スポットに駐機中のJA756Aです.


●機内の様子.今回はL4ドアの後方席の為,前方を撮影すると,やはり長いですね.装飾は明るい機内ですね.
 液晶モニターではなく,ブラウン管モニターなのが,B747らしさを感じます.


乗客の搭乗も終わり,いよいよ出発です.
出発は定刻08:55から10分遅れの09:05にドアクローズ.
62番スポットからプッシュバック,E-TWY経由で,RWY05へタキシングの様です.
暫く進むと機窓左側にC滑走路の延長工事の現場が確認できます.
早朝でしたが,沢山の工事用重機が稼働しているのが見えました.
現在のC滑走路を南側(D滑走路側)に360m延長する工事です.
たかが,360mの延長なんですが,そのメリットは大きく
北米東海岸や欧州路線への機材の大型化や新規空路の開拓が可能となります.

ANA127便,62番スポットから離陸滑走路までのタキシングルート


D滑走路連絡橋を渡り,D滑走路橋脚部へ進入,E-TWYからD-TWYへ入り,一旦待機,
先行機のJALB777-300ANAA320(JA8400)の離陸を待ちます.
B777-300が離陸後,暫くしてA320(JA8400)が離陸,エアボーンした段階で,
タキシングを再開し,RWY05へ進入します.
後方を見るとSFJのA3202機続いています.
先行離陸機との間隔の調整で,離陸は滑走路に侵入後一旦停止して,
離陸を行う.スタンディングテイクオフです.
機体は満席,ペイロードも相当な重量があると思いますが,
心地よいエンジン音と共に滑走をはじめますが,
身体が座席に押し付けられる様な感じはなく.
ゆっくり加速し,D滑走路のD-6誘導路を過ぎたあたりエアボーン,上昇し暫くして右旋回していきます.
右側窓の下に東京湾,暫くし千葉の東京湾岸の町が見えます.
この為出発方式はOPPAR TWO DEPARTUREと思われます.

●OPPAR TWO DEPARTURE


上昇中の天気は曇りで,雲は低かったです.雲を抜けたあたりで,地上が見えましたが.
三浦半島上空を西に通過,まだ,電子機器を使用して良いとのアナウンスは無く.
機窓からは,三浦半島が雲の切れ間から確認できました.
その後,電子機器使用可能とのアナウンスがあった時は,
既に伊豆半島の西側上空あたりでした.

●一寸確認しにくいのですが,海岸線に海が見えると思います.陸地が伊豆半島で海が駿河湾です.


●途中までの機窓からの光景はこんな感じ,関東地方は曇り空ですね.巡航高度ではありませんが,
 眼下には雲の絨毯が広がっています.



機はここから太平洋を南西へ,一路奄美大島方面へ向け飛行を続けます.
暫く雲の絨毯の上を飛行する感じですが,雲の切れ間から海がみえます.
記入してもらったログによると巡航高度は38,000ftとの事.
途中でキャプテンアナウンスがあったのですが,残念ながら音量が小さく全く聞き取れなかったです.
結構長いアナウンスだったので,B747-400Dの退役についても話していたのかも知れませんね.

JA8961の右主翼上面の突起物ですが,これ何かわかりますか?
 これ,脱出シューターが開かなかった時にこの穴に通してくくりつけ,脱出を助ける物です.


●巡航高度を飛行中のJA8961の機窓からの一枚.コロガードの色が光ってシルバーに見えますね.
 成層圏は青と言うより群青と言った色合いですね.下には白い雲の絨毯が広がっています.


JA8961のフラッペロン,見ていると微妙に上下に動作します.自動操縦による制御を行っているんでしょうね.
 NO1エンジンの内側のGEマークもくっきりと見えますね.


●遥か遠方を東北に飛ぶ航空機を確認できました.沖縄発の国内線か,東南アジア方面国際線かも知れませんね.
 高度はANA127便より少し高い感じがします.


途中,気流が悪く少し揺れた場所がありましたが,その他はほとんど揺れはなかったです.
飛行は安定そのものと言った感じです.やはりB747だから?
羽田空港を離陸して1時間半位経過した頃でしょうか.機窓下に島影が見えました.奄美大島です.
海の色がそれまでとは変わり,より青く,島のリーフの部分はエメラルドグリーンと言った感じでとても
美しい光景です.このあたりでは,既に温帯から亜熱帯気候へ変わっているはずです.
ちなみに,奄美大島付近にハートの形をした宝島と呼ばれる島があるんですが,
乗務員の間では,この宝島を見ることが出来れば幸せになれるという逸話があるんだそうです.
で,その付近を通過する時は,なぜかCAさんも血眼になってその島を探すそうですよ(笑)

JA8961の機窓から,奄美大島と写真奥は喜界島.雲がかかっていてわかり難いのですが,
 写真中央には奄美空港が確認できます.


JA8961の機窓から,奄美大島の南端部分.中央の島が請島,右に見える島が与路島
 左下に見えるのが奄美大島の南端部の大瀬崎です.


機窓から見える景色から判断して機は現在,奄美大島上空を南西報告に飛行している様です,
奄美大島の島影が無くなってくると,再び視界が海一面の青色となり,
再び島影が眼下に現れました.徳之島です.
機は,奄美大島上空を抜け,徳之島の西側海上を
飛行している様です.

JA8961の機窓からみた徳之島.よーく見ると,写真下部に徳之島空港の滑走路が確認できます.


徳之島の西側海上上空を通過すると,再び島影が見えます.沖永良部島です.

JA8961の機窓からみた沖永良部島.島の北側(写真の左側)をよーく見ると,沖永良部島
 滑走路が確認できます.


沖永良部島を通過して,暫くすると,綺麗なリーフに囲まれた島が見えました・・与論島です.

JA8961の機窓から見た与論島.島の東側に広がるリーフが鮮やかな色合いですね.
 与論島の南側(写真のエンジンの下あたりに)与論空港の滑走路が確認できます. 



与論島を過ぎると,ここが鹿児島県と沖縄県の県境でしょう.
進路は南南西の方向で,機窓から少し細長い島が見えてきました.沖縄の伊平屋島です.
続いて,機窓から,具志川島伊是名島屋那覇島に続き,機窓右斜めには,
沖縄本島の島影も見えてきました.
搭乗時に記入をお願いしたフライトログをCAさんが,持ってきて下さいました.
ご搭乗ありがとうございます.B747も残り4機となりました.また是非ご搭乗頂けたら嬉しいですと・・
また,機長から本日の搭乗記念にとの事で,レアものですと言う事でB747記念ステッカーと,
絵葉書袋詰めのキャンディーを頂きました.

JA8961の機窓から,伊平屋島と,その奥の島影は沖縄本島です.
 少し,左旋回しているのがわかると思います.


JA8961の機窓から,具志川島(左)伊是名島(中央)と屋那覇島(右)
 左上には,薄っすらですが,沖縄本島の島影も確認できます.
 


着陸に向けたアナウンスが流れ,電子機器類の電源をオフにする様にとアナウンス・・
ここから写真は撮影出来ないので,文書にて・・
機は徐々に降下して行きます.緩やかに左旋回して暫くしてから機窓に伊江島の島影が見えてきます.
だんだんと近づくにつれて,伊江島の地形や滑走路などがはっきり目視できます.
標準到達経路(STAR)は那覇空港RWY18に向かう,YVETT RNAV ARRIVALだと思われます.
着陸はRWY18だと思われます.
高度は,そろそろ3,000ftを維持でしょうか?.
ご存じの方も多いと思いますが,那覇空港へ向かう空域には,米軍の嘉手納基地の軍用空域がある関係で,
那覇空港から半径10NM内では,3000ft以下を維持します.
今回のYVETT RNAV ARRIVALは,YVETTまでは3,000ftを維持する高度制限を受けます.
YVETT通過後,那覇空港RWY18への進入降下を行います.
暫く南南西に飛行すると.米軍の嘉手納基地の2本に滑走路が目視できます.
機内モニターからは,那覇空港の滑走路の映像が見えてきました.
着陸は予想通りRWY18の様です.機窓からは,那覇港の様子や那覇の市街地が見えます.
フラップが着陸の為下がりますが,空気の湿度がある関係で,ヴェイパーを引いているのが
わかります.電子機器の電源はOFFの為撮影できませんでしたが,
内部フラップの両端の隙間からヴェイパーが帯を引いているのが見えます.
フラップの下げ角はフルダウンではなく,20°程度だと思われます.
眼下には那覇港内のリーフや,那覇空港の敷地も見えます.
暫くして那覇空港RWY18に着陸,タッチダウン.誘導路E6から.A5,A4,A3,A2,A1を経由して,
33番スポットに11:29到着でした.


●YVETT RNAV ARRIVAL


●那覇空港RWY18への着陸と,33番スポットへのタキシングルート.


●今回のフライトログ


●機内で頂いた,B747のステッカーと絵葉書.



さて,続いては,着陸してからドアオープン,降機し到着ロービからの写真をご紹介したいと思います.


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Category: 航空

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BOEING 747の大ファン.ANAGrの機材を中心に,空港で撮影した機体や,機体整備工場で整備中の機体のトリトンブルーの機体達の紹介に加え,航空関係全般のお話や,様々な情報,その他趣味の話なども掲載してまいります.どうぞ宜しくお願い致します.プロフィールのアイコンはANAより使用許可を頂いております.

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