B787バッテリー問題GSユアサはボーイングと異なる見解.
2013.02.28 Thu
B787バッテリー問題GSユアサはボーイングと異なる見解.こんばんは.
ボーイングは22日に,B787の運航再開を目指し,
一連のトラブルの原因とみられているバッテリー関連の改善策を米連邦航空局(FAA)に提出しているが,
これに対して,GSユアサは,改善策にバッテリーの電圧をコントロールする仕組みを盛り込むべきと考えており,
ボーイングがFAAに改善策を提出する前日の21日,GSユアサはFAAに,原因究明調査ではバッテリーの外で起こった問題によって,
2個のリチウムイオンバッテリーの損傷につながったことが示されていると報告したという.
FAAはGSユアサと協議の場を持ったことを確認したが,詳細は明らかではない.
GSユアサの広報はコメントを差し控えたとの事.
ボーイングの広報は,調査では過充電が原因とは示されていない,などとし,
「われわれの提案は,原因の可能性があるとされている問題に多面的に対処する方策を盛り込んでいる」と説明した.
GSユアサに関するコメントは差し控えたものの,
主要サプライヤーと協力していると述べた.
ボーイングの改善策も恒久対策とは言えない内容ですよね.
一寸早急すぎる内容だと思います.再び同じ事が起きないとも
限らないので,B787の信頼回復からもきちんと精査してほしいですね.
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ボーイング社のB787の飛行再開に向けた改善案
2013.02.28 Thu
ボーイング社のB787の飛行再開に向けた改善案こんばんは,
先日このブログで紹介しました.ボーイング社のB787飛行再開に向けた改善案の内容が判りましたので,
お知らせしたいと思います.
http://ja8094.jp/blog-entry-238.html
1).8つある"セル"と呼ぶリチウムイオン電池の間隔を広げ隔壁も耐熱材を使用して強化.高熱が伝播する「熱暴走」を防ぐ.
2).煙を機外に排出する構造を強化する.
3).パイロットが各セルの状態を常時監視できるシステムを導入する,
などが柱となる様です.ボーイングは引き続きリチウムイオン電池を使用する考えを示している.
これに対しFAAは,航空の安全性が最優先.提案が電池故障のリスクに対処できる確信が持てない限り,
B787の営業飛行を認めることはない との声明を発表.
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