B787運航・・・12年度内の運航再開は困難か?
2013.01.21 Mon
B787運航・・・12年度内の運航再開は困難か?こんばんは
ネットで,こんな記事が掲載されていました,
B787のトラブルについて,米連邦航空局と国土交通省はともに,
リチウムイオン電池の安全性が確認できるまで運航停止を指示する,耐空性改善通達を出していますが,
運航再開には,原因を究明し実験や検証を繰り返して安全性を確認するか.
あるいは実績のあるニッカド電池に切り替えるといった対応が必要となるとの内容.
仮に,ニッカド電池への切り替えも,少なくとも3か月はかかり,
B787はリチウムイオン電池で,型式証明を取っているので,
ニッカドを搭載した機種を投入する際には,新たな型式証明の審査を取る必要がある.
更に,B787を戦略機と位置づけるボーイングは,
急いで運航再開させるよりも十分に信頼を回復させる為,従来以上に慎重に対応するのではとみられ,
対応は長期化する可能性が高いとの内容.
デリバリーが3年遅れで,更に今回のトラブルで,
ボーイングとしては慎重に進めたい意向の様ですね.
ですが,運行再開までの,納入エアラインへの対応,現在B787のデリバリーは停していますが,
生産は継続しており,このまま生産を続ければ在庫が増すだけで,
生産についても,長期化すると停止などの措置を取らざるを得ないと思います.
エアラインは無論ですが,ボーイングだけでなく,
関連する日本企業を含め,業績の悪化の懸念が強まりますね.
先ずは,一日も早い原因究明と改善,そして恒久措置を期待したいですね.
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Category: 航空
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